俳優の紺野彩夏と白河れいが12月28日、都内で行われた「スペースクラフト・エージェンシー2024年新春晴れ着撮影会」に、結城モエ、其原有沙、新関碧、桜井凜、ジュニア部門所属の浅田芭路、永尾柚乃、早瀬憩と共に出席。年末ということで2023年を振り返りながら、自分が成長したと思うところや新しい発見、2024年に向けての抱負などを語った。
紺野「『仮面ライダージオウ』からの5年間はあっという間でした」
スペースクラフト・エージェンシーに所属している9人の俳優たちは、それぞれ鮮やかな晴れ着姿で登場。違う色を組み合わせた個性的な振り袖が気に入っているという紺野は「左右が紺と白で全く印象が違っていて、藤の花や松だったり、たくさんのお花がちりばめられていてすごく華やか。パッと気持ちが明るくなるのがポイントです。一蔵さんのオリジナルデザインで2024年の新作を最初に着せていただけてすごく光栄ですしうれしいです」とにっこり。
2022年とは印象を変えたかったという白河は「全体的に無地の紺でシンプル。新たな自分を表現できたらなと思って、髪の毛もショートにしてボブのスタイルでより自分らしい姿を見せたかった」と、イメージチェンジの理由を明かした。
2018年の「仮面ライダージオウ」(テレビ朝日系)で連ドラ初出演を果たしてから5年たった紺野は「ライダーが終わってから一つもかぶることなく、たくさんの役を演じることができてすごくあっという間の5年でした」と時の流れの早さにびっくり。2023年は連ドラ初主演となった「サブスク彼女」(ABCテレビほか)をはじめ、さまざまなジャンルで活躍。「初主演ドラマ、初朗読劇、初ナレーション、初街ブラロケなど“初”尽くしの1年でした」と充実した2023年を振り返った。
元横綱・貴乃花光司氏と元フジテレビアナウンサー・河野景子氏の次女である白河は、1年前にバラエティー番組「ぽかぽか」(フジテレビ系)のスタート日と同じ1月8日に芸能界デビュー。「新しい景色が広がっていろんなことを経験させていただきました。心配だったり、不安だったり、考え過ぎてしまうことがあるんですけど、当たって砕けろの精神でやってみたら怖いものはないという精神力がついたのかなと。21年間生きてきた中で間違いなく一番濃い1年でした」と笑顔を見せた。
白河「私にはオタク要素がないんですけど…」
2024年の抱負を聞かれた紺野は「車とお酒が好きなのでプライベートでも充実させつつ、お仕事につなげられたらうれしい。今まで演じたことがない底抜けに明るい役に挑戦してみたいですし、年齢的にギリギリ違和感がないうちに制服を着る役をやってみたいです」と願望を口に。
1月17日(水)からスタートするドラマ「婚活1000本ノック」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系※初回は15分拡大)で、連ドラ初レギュラー出演となる白河は、3時のヒロイン・福田麻貴扮(ふん)する主人公の売れない小説家・南綾子の担当編集者である相沢はなえ役で出演。「相沢は真面目でオタク気質。私にはオタク要素がないんですけど、幼い頃から家の中で勝手に1人でオタクのまねみたいなことをやっていて。そういうただの遊びが役作りに生かされることもあるんだなということを知りました。これからも、何かにつながらなさそうだなということでもいろいろ挑戦して引き出しを増やしていきたい。2024年も周りの方たちへの感謝を忘れずに、怖いもの知らずでどんどん突き進んでいきたいです」と、意気込みを語った。
◆取材・文=小池貴之/衣装協力=一蔵、京都丸紅
NHK出版
発売日: 2022/09/26