「仮面ライダーTHE WINTER MOVIE ガッチャード&ギーツ 最強ケミー★ガッチャ大作戦」の大ヒット御礼舞台あいさつが1月6日、都内の映画館で開催。現在放送中の「仮面ライダーガッチャード」(毎週日曜朝9:00-9:30、テレビ朝日系)より俳優の本島純政、松本麗世、藤林泰也、安倍乙、富園力也、熊木陸斗が、「仮面ライダーギーツ」(2022年、テレビ朝日系)より簡秀吉、佐藤瑠雅、星乃夢奈、杢代和人、青島心が登壇した。
ツッコミスキルをさらに磨きたい杢代に星乃も追随
「仮面ライダー」2作品のクロスオーバー映画となる本作。突如現れたレベルナンバー10の大魔法使いのケミー(※この世の万物を模して造られた人工生命体)・クロスウィザードの力によって、仮面ライダータイクーン、ナーゴ、バッファの3人が、ケミーにされてしまう。そしてケミー化の魔法を解くべく、宝太郎(本島)と英寿(簡)らが、チームに分かれてレベルナンバー10の最強ケミー捕獲ゲームに挑むというストーリー。「錬金術×ゲーム」の世界で繰り広げられる、劇場版ならではのお祭り感と疾走感溢れる展開となっている。
前回の舞台あいさつは杢代が欠席。簡はツッコミ不在のまま舞台あいさつに参加していたことから天然っぷりを連発していた。その話について杢代が「簡さん、もっと(前回の舞台あいさつ)やれたよ」と駄目出しをすると、簡は「はい。すみません。怖くて」と反省。
続けて、杢代は「皆さんの熱を感じますしありがたいなと思いますけど、一番思うのは舞台あいさつにいなかったのにSNSですごく盛り上がってて、僕がいないのに僕の株が上がるっていう。『簡さんの保護者』でトレンド入りしそうな勢いだったからね」と振り返った。
また、本作のタイトル「最強ケミー★ガッチャ大作戦」にちなみ、成し遂げたいことを聞かれた杢代は「成し遂げてほしいことならあるんですよ。簡さんに一人で笑いを完結できるようになってほしいです」と口にすると、簡は「分かりました」と素っ気ない返事。すかさず杢代が「さっきまでめちゃくちゃふざけてたのになんだそれ!」と勢いよくツッコんで笑いを誘っていた。
その直後、星乃は成し遂げたいことをテーマに「もっちゃん(杢代)と同い年なんですよ。ここまで切れ味が良くて、質問に対する答えもうまくて、1年半以上一緒に仕事してて悔しいの。大人すぎてね。私も今年20歳になるので、大人になりたいなって」と杢代を褒めつつ、「私も切れ味のいいやつをしたい」と、トークスキルの向上を目標に掲げた。
ミニ対決、異色の組み合わせが大盛況
ミニ対決コーナーでは、クロスオーバー作品ということで、「仮面ライダーギーツ」出演者と、「仮面ライダーガッチャード」出演者が入り混じって、映画のチーム対抗戦が行われた。
安部、富園、星乃チームは「癒やしと明るさとかわいさを届ける、あざとさマックス、ほわほわチームでーす!」とかわいらしさを前面に露出。3人の息がぴったりと合ったアピールに、審査側もざわついく一幕も。
そのほかには、藤林&杢代、本島&佐藤、簡&松本のチームによる対抗戦も行われた。クロスオーバーな組み合わせであり、即興感の強いアピールもあったりと、出演者も来場したファンも大盛り上がりのコーナーとなった。
◆取材・文=後藤響平