渡辺謙、“謙ドロイド”との対面に「かなり完成度が高い」と絶賛 「ザ・クリエイター/創造者」が1月10日(水)より配信スタート
映画「ザ・クリエイター/創造者」の見放題独占配信が、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+ (ディズニープラス)」 のコンテンツブランド「スター」にて1月10日(水)より開始されることが決定した。
AIと人間の関係を超えた、壮大な“愛”の物語
「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」「GODZILLA ゴジラ」を手掛けたギャレス・エドワーズ監督の最新作にして、「TENET テネット」でも主演を務めたジョン・デヴィッド・ワシントンと、「インセプション」などハリウッド作品への出演が続く渡辺謙が共演を果たすSFアクション映画「ザ・クリエイター/創造者」。
舞台となるのは、近未来の世界・“ニューアジア”。元特殊部隊の主人公・ジョシュア(ジョン)は、人類を滅ぼす兵器を創り出した“クリエイター”の潜伏先を見つけ、暗殺に向かう。しかし、そこにいたのは、純粋無垢な超進化型AIの少女・アルフィー(マデリン・ユナ・ヴォイルズ)だった。そして彼はある理由から、少女を守りぬくと誓う。AIと人間の関係を超えた、壮大な“愛”の物語の幕が開く。
「ザ・クリエイター」は日本へ向けた監督からの“ラブレター”
2023年に行われた劇場公開のプロモーションでは、ギャレス監督が来日。ギャレス監督は事あるごとに日本への愛を口にするほどの大の親日家で、その思いは本作にも多大な影響を与えている。
実際に日本でも渋谷・新宿などで撮影が行われたといい、「撮影の最後に行ったのが日本」だと明かしている。来日の最終日には「この映画は、1999年に日本の『子連れ狼』を観た事から始まり、そして今日がこの映画製作の4年間の旅の締めくくりとなる最後のプロモーション」と、日本の作品からインスピレーションを受けたと話した。
そして、「この旅を日本で終えることができてとてもうれしい。日本は心から大好きだし、この作品は日本へのラブレターです。日本の皆さんにとても感謝しています」と、日本がいかに特別な地であるかを熱く語った。
「とにかくリアルなんです」渡辺が語る本作の魅力
本作で渡辺は、主人公やアルフィーと同じく後頭部から耳にかけて機械となっているAIシミュラント(模造人間)・ハルン役を演じた。そして今回、自身が演じたハルンそっくりのビジュアルをしたスタチュー、通称“謙ドロイド”と対面。
鋭い眼差しや肌質までもがまさに人間そのもので、ハルンと瓜二つに見えるこのスタチューは、映画のプロモーション期間中、全米俳優組合ストライキにより稼働がかなわなかった渡辺に代わり、来日した監督らとのイベント登壇や全国行脚を行った。
恩人ともいえるその“謙ドロイド”について渡辺は、「普通は顔のマスクをとって、そこから形を作りますが、“謙ドロイド”は本当に単純にCGで、3Dモデリングの型から作り上げられました。何回か作り直しをしてもらいましたが、かなり完成度が高いと思います」とコメント。念願の2ショットとなった。
また渡辺は、本作について「SFアクション映画と思われがちなんですけれども、すごく多くのメタファーを含んだ作品だと思います。そこには、近未来のAIの問題はもちろん、人間社会が持っていた歴史的なメタファーや、アジア対西洋みたいなことも含まれている。各世代の考え方によって、この映画の捉え方が深く関わっていくんじゃないかなと思います」と想いの丈を明かした。
さらに「とにかくリアルなんですよ。タイでも撮影をしたのですが、風景やそこにある空気感など、実際に僕たちが体感したものがそのまま画に出ていると思います。そこに非常に大きなVFX(Visual Effectsの略)の力が加わって、近未来の世界観の映像美が仕上がっているので、そのあたりを堪能いただければ」と注目ポイントを語った。
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント