和山やま原作の同名コミックを映画化した「カラオケ行こ!」が1月12日(金)に公開される。このたび、共にレコーディングをしたという府中第四中学校へ、Little Glee Monster(以下、リトグリ)が突撃する訪問イベントを実施。さらに、主演の綾野剛、共演の齋藤潤がイベントにサプライズ登場した。
中学生がヤクザに歌を指導するという奇抜でユーモアある物語
合唱部部長の中学3年生が、突然ヤクザにカラオケに誘われ、歌の指導を頼まれるという奇抜な設定と予想に反するエモい展開、そして思わずクスッと笑ってしまうユーモアで、「マンガ大賞2021」第3位をはじめマンガ賞に続々ランクインし、1巻完結作品ながらも累計60万部を突破した同名コミックが原作となった本作。
絶対に歌がうまくならなければならない主演のヤクザ・成田狂児役には、映画「最後まで行く」(2023)、映画「ヤクザと家族 The Family」(2021)、ドラマ「オールドルーキー」(2022)、そして最新作映画「花腐し」が公開中の綾野。物語のカギを握る、思春期に悩める合唱部部長の中学生・岡聡実役には、オーディションを勝ち抜き選ばれた齋藤が抜擢された。
さらに、芳根京子、橋本じゅん、やべきょうすけ、吉永秀平、チャンス大城、RED RICE(湘南乃風)、八木美樹、後聖人、井澤徹、岡部ひろき、米村亮太朗、坂井真紀、宮崎吐夢、ヒコロヒー、加藤雅也、北村一輝らキャストが出演する。
共にレコーディングした合唱強豪校へ、サプライズ訪問
公開までいよいよ3日となるこの日、映画「カラオケ行こ!」中学校サプライズ訪問イベントに綾野、齋藤、リトグリが登壇。サプライズ訪問する場所として選ばれたのは、主題歌としてX JAPANの「紅」を共にレコーディングした合唱部が所属する、府中市立府中第四中学校だ。
本合唱部は第76回全日本合唱コンクールで金賞・文部科学大臣賞を受賞するなど、実力と数々の実績を持つ強豪校。山下敦弘監督、脚本の野木亜紀子、プロデューサー陣が同合唱部を何度も取材し、それが登場人物やストーリーに反映されている。
始業式が始まり、先生たちの挨拶に耳を傾ける生徒たち。先生たちの話が終わると、合唱部からの発表と題し、顧問から合唱部が映画「カラオケ行こ!」の主題歌「紅」合唱アレンジverに、リトグリと共にレコーディングに参加したことが告げられ、場内からは驚きの声が挙がった。
先生、友人たちへの感謝を込めて「紅」を披露することになり、いざ歌おうというところに、リトグリがサプライズ登場を果たす。まさかの登場に驚き顔を見合わせる生徒たちと、どこかしたり顔の合唱部。
リトグリからは「四中生の合唱部のみなさんはレベルがとても高いとお聞きしていたので一緒に歌わせていただけることにドキドキしていました。冬休み明けの一日目にみなさんと『紅』を歌うことできるのがとても楽しみです!」とあいさつし、始業式という“初”のシチュエーションに緊張する様子を見せた。