突然の綾野剛&齋藤潤の訪問に大興奮の生徒たち…体育館に歓声が響き渡る
合唱部部長からの「四中生のみなさん、一所懸命歌います。楽しんで聴いてください!」という曲フリと共に、「紅」の歌唱がスタート。リトグリが奏でるハーモニーと、合唱部の壮大なコーラスが体育館に響き渡った。生合唱が終わると、生徒総勢約635人から割れんばかりの大歓声が巻き起こる。
始業式の中、突然のリトグリ生歌唱で余韻に包まれた体育館と、感激している生徒たち。この日の為に準備を重ねていた合唱部もリトグリとのセッションを終え、ここでイベントは終了となるはずだった。
しかし、顧問からの「この映画の役者さんたちも、どうしても生の合唱を聴きたいということで、実はこの体育館で聴いてもらっていました!綾野剛さん、齋藤潤さんどうぞお入りください!!」と合唱部にも知らされていないサプライズが明らかとなる。ざわつく場内に二人が姿を現すと、今日一番の絶叫にも近い大歓声。これには知っているはずの先生たちからも緩む表情が垣間見えた。
大喝采の中、ステージでの生歌唱を聞いた感想について綾野は「鳥肌が止まりませんね…。真正面で聴きたかったです。とても興奮しています」とコメント。齋藤は「生の『紅』を聴けるということで今日はとても楽しみでドキドキしていました。本当に感動しました」と興奮した様子でコメントした。
「家族を大切にしてください」綾野が語る、人生で大切なこと
自身の中学生時代についての質問に、綾野は「もう20年以上前ですね…。陸上部の部活動に励んでいました」と懐かしみ、齋藤は「一年前までは中学生でしたが、はしゃいでいるタイプの中学生でしたね(笑)」と四中生も共感できるようなコメントを残した。
生徒たちへのメッセージを求められると、綾野は「まず、家族を大切にしてください。家族を大切にしていれば仲間を大切にできますし、自分を深く知っていくことができます。その連鎖によって他者の喜びや悲しみの変化に気づいていくことができると思います。そのような気付きを増やしていくことが皆さんの今後の希望になると思います」と人生において大切なことを伝えた。
齋藤は「自分はこの作品の撮影時に高校受験を控えていたので、今振り返ると大変だった記憶があります。受験生のみなさんには頑張ってほしいですが、きちんと食事と睡眠を摂って悔いのない結果を残してほしいです!」と受験生に向けてのエールを送る。
リトグリは「今はみなさん進路に悩んだり色んな想いを抱えたりして過ごしているのかなと思います。自分を信じて、自分を癒しながら、これからの中学校生活を送ってほしいと思います」とそれぞれ生徒たちの明るい未来へ向けた真っ直ぐな思いが語られ、生徒たちもその思いを受け取ったように見受けられた。
最後に、綾野から「今日は素晴らしい合唱を生で聴くことができましたし、みなさんの表情を見ることができてたくさん元気をもらえました。この作品に自分が出演した魅力を、皆さんが改めて教えてくれたように感じました。本当にありがとうございます」という締めのあいさつが送られた。
冬休み明け初日の始業式で、サプライズイベントに大興奮した生徒たちのエネルギーが満ち溢れる大きな拍手の中ゲストたちは降壇し、イベントは終了した。