現役アイドルだからこそのリアルさが見どころに
――実々花が所属するアイドルグループ「テトラ」のメンバー役には、同じNMB48の川上千尋さん、上西怜さん、泉綾乃さんが出演。ライブシーンも見どころの一つですね。
「テトラ」としての楽曲は、NMB48では踊らないようなかわいい振り付けなんです。やってみたかったかわいい路線の曲なので、パフォーマンスしていてすごく楽しいです。
メンバーとも「テトラで歌番組に出たいね」と話しています。上西怜ちゃんとは「SNSで振り付けを流行らせたい」って盛り上がっていました。
1人のシーンでは、やっぱりまだ緊張しますけど、メンバーがいるとリラックスできるし、いつも一緒にいるNMB48のメンバーがいてくれて本当によかったなって。休憩中も、NMB48で楽屋にいるときみたいにわいわい過ごしています。ステージに登場するシーンのときに4人で円陣を組んだんですけど、普段のノリが出ちゃって、ひたすら爆笑していました(笑)。
――現役アイドルが演じるアイドル役、という部分が最大の見どころかなとも思いますが、物語の軸は実々花と実々花の大ファンでもある大学生ケイタとの恋模様。ファンの方は少しやきもきしそうですね。
そうですね。現役アイドルが演じるからこそのリアルさ、というものもあると思うし、実々花を演じていると、すごく自分と似ていて「私がモデルになっているのかな」と感じることもあるんです。でも、あくまで実々花は実々花なので。私よりも実々花の方が清楚だし(笑)。
ファンの方には安心して、普段の私とは違うアイドル、小野寺実々花を演じているところを楽しんでもらえたらと思います!