視聴者の心をつかむ毒舌ヒロイン
里夏は、以前担当した案件で逆恨みをされ、命まで狙われていた。そのため、里夏が勤める矢吹法律事務所の所長で里夏の良き上司・矢吹賢治(小野武彦)は、ボディーガードの能力と評判のいい辰之助に里夏の警護を依頼。
しかし、里夏は矢吹が自分を心配してくれた行動と分かりながらも、納得できずに「ボディーガードなんていりません」と言い放つ。そんな里夏に慣れた様子の矢吹は、最近送られてきた脅迫状を並べる。
里夏は脅迫状に目を向けながらも、じーっと立って里夏を見ている辰之助に困惑する。感情が読み取れない上に1ミリも動かない辰之助。里夏は心の中で、圧のある辰之助がそばに張り付くことで“営業妨害”につながることを懸念する。
里夏は辰之助からの依頼を断ろうと必死になるが、辰之助が勤めるボディーガード会社「RACCO警備保障」の社長・塚本和江(松下由樹)に説得され、1日だけ警護されることを受け入れる。
不満そうではあったが、最後には受け入れる毒舌ヒロインの素直さに、開始早々に心をつかまれた人は多かっただろう。
辰之助への怒りが爆発
辰之助らに警護されながら、里夏は新しいクライアントの元へ向かう。エレベーターを使用しようとするが、辰之助に階段にしましょうと提案される。「6階ですけど」と驚く里夏だったが、その言葉に反応もせず、ルートを勝手に変更する辰之助に怒りが爆発する。
担当し始めたばかりのクライアントとの大事なミーティングであるために、気負って高い靴を買ったと告げる。里夏の不満は止まらず、靴擦れ保護パッドを買うことができなかったともらす。
全ての原因が辰之助がルートを守れと言ったことにあるのにもかかわらず、6階まで登らせるのかと訴える里夏に、スン顔が返す辰之助。スン顔にもいら立ち、辰之助に文句を言うが、「任務ですので」で片づけられてしまい、里夏は無意識に「ふん!」と言うのだった。
Xでは、「ナチュラル最強ヒロイン誕生ですね」「まいやんかわいすぎる」「言い方が天才」という声が上がった。
◆文=ザテレビジョンドラマ部