小芝風花が主演を務める木曜劇場「大奥」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系※初回は夜10:00-11:09)の第1話が1月18日に放送。第1話では、さまざまな試練によって、心を痛める倫子(小芝)の様子が描かれた。またX(旧Twitter)では、大きな反響を呼び、「#フジ大奥」がトレンド1位を獲得した。 (以下、ネタバレを含みます)
「大奥」の内容を紹介
本作は、連続ドラマとしては約20年ぶりに復活したフジテレビ系「大奥」シリーズ。さまざまな人間の思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“女性の社会の縮図=大奥”で、たった一つの愛を得ようともがく女性らの戦いを描く。
倫子は婚儀に前向きになれず…「大奥」第1話を振り返る
公家の姫である五十宮倫子は、徳川家治(亀梨和也)との婚儀を控え、付き人のお品(西野七瀬)と支度に追われていた。倫子は幼い頃に一度だけ会ったことのある家治が「蛇のように冷たい目をしていた」とお品に話し、婚儀に気乗りしない。
準備が整うと、大奥総取締役・松島の局(栗山千明)に導かれ、倫子らは婚儀の間へ。居並ぶ重鎮の幕臣や奥女中らが一斉に自分に平伏する様に驚く倫子。そこへ家治が威風を帯び、現れる。だが、家治の目がやはり冷酷に見える倫子は、目を合わせることができないでいた。
その頃、家治の父で第9代将軍・徳川家重(高橋克典)は、家治の婚儀に顔を出すこともなく、女中を侍らせて酒を飲んでいた。挙げ句の果てには寝だした家重を見て、側用人・田沼意次(安田顕)は「悪人には、いずれ天罰が下る」と口にする。
一方、家治と倫子の婚儀には田安宗武(陣内孝則)と松平定信(宮舘涼太)が顔を出す。定信は倫子に、これから暮らす大奥は、その地位を妬み追い落とそうとする者もいると忠告する。また、京の頃より倫子に仕えるお品がいるにもかかわらず、松島は倫子の付き人にお知保(森川葵)をつけると言い出す。