尾上松也“神林”、奥野前理事長の死は佐々木蔵之介“白鳥”の仕業と直感
急逝した奥野理事長に変わり、次点だった白鳥が理事長に就任した。そして白鳥は、藤巻を病理部教授に抜擢することを決める。白鳥理事長にどんどん取り込まれていることに危機感を覚える藤巻に、元捜査一課の刑事・神林が声をかけてきた。神林は、奥野前理事長の死は殺人事件だと考えていると藤巻に明かし始める。
神林は、奥野前理事長が倒れたときの防犯カメラを見て、白鳥だけが微動だにしてなかったことに着目し会いに行ったと語った。そして白鳥に会い、その目を見たとき「彼がやったのだと直感した」と続ける。さらに藤巻に、白鳥のことで何かおかしいことがあったら教えてほしいとお願いしてきた。
愛宕元総理が亡くなった日の来院者リストに倉科カナ“杏梨”の名が
藤巻は神林との一部始終を白鳥に報告。白鳥は、藤巻の妻・麻帆の手術を盾に、神林から捜査状況を盗み取るように藤巻に指示する。さらに白鳥が最初に球菌を病院に持ち込んだ犯人が気になるというと、藤巻は最初の被害者・愛宕元総理が亡くなった日の防犯カメラを確認するといった。
愛宕元総理が亡くなった日の防犯カメラ映像は、奥野前理事長の指示で消去されていた。ほかに何か手がかりを探すため、藤巻は当日の来院者のリストを見せてもらう。そこには、愛宕元総理の愛人で会員制ラウンジ「アルカナム」のオーナー・杏梨(倉科)の名前があった。
反町隆史“藤巻”の言葉に倉科カナ“杏梨”高笑い
藤巻が杏梨に会うために「アルカナム」に行くと、白鳥理事長の就任祝いが行われていたが、杏梨に声をかけ2人で話し始める。愛宕元総理の遺産の件を率直に聞く藤巻に、デリカシーがないといいつつも遺言書通り自分に遺産が多く入りそうと明かす杏梨。藤巻の「杏梨さんが愛宕さんを殺したんじゃないかと思っております」という単刀直入な言葉に、高笑いする杏梨だった。
杏梨が席を外すと、酔い酔いの本坊事務長(筒井)が藤巻の隣に座ってきた。藤巻が杏梨を口説いていると思った本坊事務長は、藤巻にちょいギレ。杏梨をものにしたいと考えている本坊事務長と藤巻のやり取りは、スリル感たっぷりの本編の中でひと息できクスッと笑える。