反町隆史“藤巻”、波瑠“久留米”の暴走を止めるため軽井沢へ
藤巻が本坊事務長(筒井)と会員制ラウンジ「アルカナム」で話していたところに、久留米がやってきた。郡司との会話の一部始終をこっそり聞いていた久留米は、黒幕が白鳥理事長だということを知ったと話し、白鳥理事長の大泉殺人計画を止めるように淡々と続ける。その話を“妄想”という藤巻だったが、久留米の暴走を止めるため、大泉殺人計画が決行されるだろう現場・軽井沢に行くことを決意する。
白鳥理事長と郡司とともに、大泉とのゴルフコンペが行われる軽井沢に出かけた藤巻はカメラ係として帯同。常に大泉を監視していたが、白鳥理事長が急な約束ができたとゴルフ後のワイン会に参加できなくなった。ワイン会が一番危険だと考えていた郡司と藤巻はちょっと一安心。その準備中、郡司はしきりに藤巻を心配していると話すが、藤巻は真実を知った郡司まで危険な目に会うのではと心配し、何も話そうとしない。
津田健次郎“郡司”、反町隆史“藤巻”ではなく佐々木蔵之介“白鳥理事長”側に
郡司がワインを開けグラスに注ぎ大泉に渡し、大泉が一口飲むと郡司は何やら時計を気にする。教授としての藤巻を”ボンクラ”とけなす大泉に、「ボンクラなりの使い道がある」と話す郡司の言葉の数々から、藤巻は郡司が大泉に“ギフト”を使用したことに勘づく。時を同じくして大泉が胸を押さえ倒れた。念の為心配蘇生する郡司だったが、大泉の死亡を確認する。
藤巻は、またも自分の作った“ギフト”で殺人が起きてしまったことに落胆。そんな藤巻に郡司は、液状検体を調べるように指示した。すでに消滅を始めた“ギフト”を「完璧な殺人兵器」という郡司に、藤巻は真剣に命と向き合っていた若かりし頃の郡司が「かっこよかった」と語る。そんな藤巻に「人は変わる」「いい加減大人になれ」と言い放つ郡司だった。