“追い閉ざ雪”が多数…15回以上見た人も
いろんな楽しみ方ができるという同作品。観客に“追い閉ざ雪”した人がいるかアンケートを取ると、15回以上も見たという人も。重岡は「すごいな。もうこっち(ステージに)上がってきなよ」とうれしそうに呼びかけ、西野も「語れそうですよね」と喜んでいた。
最後に重岡は「本当にこの仕事をさせていただきまして、僕らみんなそうですけど、壇上にいる全員がそうですけど、やっぱり大ヒットっていうのがすごくみんな大変喜んで、幸せに感じています。というのも、自分たちがやったことがきっと何かにつながっていくと思いますので、そんなきっかけをくれる作品だったと思いますし、何よりそういう大事な未来を作ってくださった皆さん、今こうやって目の前にいる皆さん、カメラの向こうにいる皆さん、本当にありがとうございます。本当に関係者の皆さん、本当にたくさんの方にすごく感謝しております。本当に何回見ても楽しめる作品だと思います」と改めて感謝。
また、同作品で舞台あいさつなど集まるのはこの日が一区切りになることにも触れ、「この作品を機にこうやって今、壇上で喋りましたけど、たくさんすてきな仲間たちにも出会いまして、本当に幸せな限りでございます。今日で一区切りという話がありましたけど、本当に今日こうやって来られて良かったです。今日来られなかった他のメンバーにもこの話しておきます。本当に皆さん今日はありがとうございました」とあいさつし、イベントを締めくくった。
「ある閉ざされた雪の山荘で」とは
東野圭吾が1992年に発表した同名小説を飯塚監督のメガホンで実写映画化した同作。登場人物が全員役者であり、彼らが挑む新作舞台の主役の座をかけたオーディションの最終選考が、“大雪で外部との接触が断たれた山荘”という架空の密室空間で行われる。「全員役者」で「全員容疑者」でもある登場人物たちが、出口のない密室で翻弄(ほんろう)され、疑心暗鬼に陥っていくサスペンスエンターテインメントとなっている。
1月12日に公開されると、週末3日間(1月12日~14日)で2.19億円の興行収入を記録し、実写邦画第1位に。10代~50代まで幅広い年齢層の観客が劇場に詰めかけ、2週目も週末3日間(1/19日~21日)で動員8万3800人(週末動員ランキング5位)、現在は興行収入5億円を超えるなど、引き続き大きな反響を呼んでいる。