なにわ男子・道枝駿佑が主演を務めるドラマ「マルス-ゼロの革命-」(毎週火曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第5話「仲間の裏切り、そして死…衝撃の第一部、完結!」が2月20日に放送された。同作は、道枝にとってゴールデン帯連続ドラマ初主演となる青春“クーデター”サスペンス。謎多きカリスマ転校生に導かれ、“マルス”という動画集団を結成した落ちこぼれ高校生たちが大人社会に反旗を翻していく姿が描かれていく。今回、クロッキー社のスパイが判明。そして、衝撃の形で第一部の幕が下ろされた。(以下、ネタバレがあります)
武藤将吾氏の脚本による完全オリジナルドラマ
同作は、「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」(2019年、日本テレビ系)の武藤将吾氏が脚本を務める完全オリジナルドラマ。道枝は大胆不敵で過激な言動で、カリスマ的な魅力を放つ一方、ダークで妖しい裏の顔を持つ主人公・美島零=ゼロを演じる。
ゼロの右腕的存在となる逢沢渾一、通称・アイコンを板垣李光人が、渾一の幼なじみで初恋相手でもある貴城香恋を吉川愛が演じる他、井上祐貴、横田真悠、山時聡真、泉澤祐希が動画集団“マルス”のメンバーとして出演。
また、ゼロと過去に因縁がある大手通信事業グループの社長・國見亜門役で江口洋介も登場している。
クロッキー社から訴えられ信頼を失ったマルス
クロッキー社の“個人情報流出”を告発したマルスだったが、証拠となるはずの動画がフェイク動画、つまり偽造されたニセの映像であることが判明し、マルスはクロッキー社から名誉毀損(きそん)で訴えられることとなった。
闇を暴く正義のヒーローとして若者たちの支持を得て、登録者数も増えていたマルスにとって、これは大きな痛手となった。支持していた声は手のひらを返したように“アンチ”になり、信頼を失ってしまった。
急激に批判の声が多くなったのは、“ミスターK”というインフルエンサーによる“あおり”が原因だった。ミスターKはデマを暴く動画配信者で、マルスが告発に使用した動画がフェイク動画だと見破り「マルスを社会から排除せよ!」と、“信者”とも言える多くの視聴者に呼びかけていた。
ゼロは「帰って寝る。借りは必ず返す。だが、まだその時じゃない」と言って静観することにした。渾一らもしばらく活動を休止しようとするが、久高(井上)と球児(泉澤)はこれまでのように闇を暴くことで信頼を回復させようと2人だけでマルスの活動を継続することを決意。