田中圭主演、吉田鋼太郎、林遣都らが出演するドラマ「おっさんずラブ-リターンズ-」(毎週金曜夜11:15-0:15ほか、テレビ朝日系)。「おっさんずラブ」シリーズは、2016年に単発ドラマ、2018年に連続ドラマが放送。2019年には映画化がされ、さらに航空業界に舞台を移したパラレルワールドドラマも放送された。今作は、2018年版“おっさんずラブ”の続編となる。
新婚生活を送る“はるたん”こと春田創一(田中)&牧凌太(林)と、彼らの新居に乱入してくる、元「天空不動産」東京第二営業所の部長で、現在は“家政夫の武蔵さん”こと黒澤武蔵(吉田)が、新しい“愛のカタチ”を模索していくドラマとなっている。
今回WEBザテレビジョンでは、今作を手掛けるプロデューサーにインタビューを実施。キャストの魅力や裏側を語ってもらった。
2年前に見たドキュメンタリーがきっかけで再始動を決意
――「おっさんずラブ」の続編を制作した理由を教えてください。
5年前に「天空不動産編」が終わったときから、この物語の続きをいつか描きたい、という気持ちは心の奥底にありました。今回、いろんなパズルのピースがはまって、全キャストが再び集まれたこと、本当にうれしく思っています。
再始動のきっかけは2年前に、偶然見た短いドキュメンタリーでした。「おっさんずラブ」を見たことで元気をもらい、奇跡的に病気が回復した…という内容で、とても驚いたと共に勇気をもらいました。たったひとりでもこのドラマで救われて笑顔になった人がいるならば、また踏み出してみよう。そしてキャストスタッフ、応援し続けてくださる視聴者に恩返しをしたい、そう思ったのが続編を決めた理由です。
お互いへの愛情とリスペクトにあふれている撮影現場
――撮影現場の雰囲気はいかがでしょう?
相変わらず、撮影現場は笑いが絶えず、その一方でいざ本番になるとどこまでも真剣。5年の時を経て、お互いへの愛情とリスペクトにあふれているなと感じます。
そして純粋に、毎日が楽しいです。クランクインして3日目くらいから、スタッフ全員のライングループにアルバムが出来て、現場の思い出写真をみんな溜めるようになって…「いやまだロスになるのは早くないか?」と微笑ましかったです(笑)。
キャストたちのご家族もたくさん現場に遊びに来てくださって、撮影現場全体が家族ぐるみのお付き合いのようになっていて、図らずも今作のテーマ「家族」がそのままチームの姿になっているように感じます。
撮影残り2週間となった第7話ラストシーンの自販機ロケの日に、田中圭さんが「どうしよう、もうセンチメンタル」とおっしゃっていて、私自身も撮影が終わってしまうのが寂しい気持ちになりました。
TCエンタテインメント