百千家へと繋がる、ひまりと葵の“真実”が明かされる怒濤の神展開に「え?もう終わった?」「あっという間すぎる!」と反響<百千さん家のあやかし王子>
イケメンあやかし軍団に新キャラ参戦!
幽世に入ったひまりは、提灯が導く方向にひたすら歩みを進める。すると、暗闇の中に佇む荘厳な門の前に辿り着くひまり。そこで出会うのが、門番の八渦(CV:阿部敦)だ。ここにきて、本作に新たなイケメンが登場した。「良い酒の肴になりそうだ……食わせてくれ……」とひまりに迫る八渦は怪しさ満点。しかし、酒がもうないと気づくと騒ぎ出しコメディ調に。早速人気が出そうなキャラクターだ。
八渦からひまりは門への通行手形として自分の魂を求められるが、「鬼灯提灯」が代わりとなり、どうにか門の中へ通してもらう。そこは万物の記憶が眠る蔵『思ほゆの棚』だった。人が生まれてから現在までの記憶が棚に保管されており、葵とひまりの分もある。ただし、棚は一度きりしか開けることができない。そこで試されるのが、ひまりの葵に対する思いだ。
遺言状も那智の偽造だと分かった今、ひまりと亡き両親を結びつけるものは何もない。自分の棚を開ければ、両親の思いや記憶といった手掛かりは得られるが、代わりに葵に関する手掛かりは得られないことになる。
また、そこには生者の記憶しか保存されておらず、死者の記憶は消えてしまうというのだ。つまり、ひまりが自分の棚を開けなかった場合、赤子の頃の両親に関する記憶は一生誰の目にも晒されることはない。人は忘れられた時に、本当の死を迎えると言われる。己が両親に二度目の死を与えることになるとひまりに厳しい一言を告げる八渦。それでも、ひまりは葛藤の末に葵の棚を開けるという選択をした。
「お父さんとお母さんの娘は愛する人たちを守れる人間だって。あなたたちののこしたものは素晴らしいものなんだって! 一生かけて、証明してみせる!」
その強い決意が葵の棚の鍵を開けた。ひまりは強い。守られているだけではない、愛する人を守る強さを持った現代のヒロイン像を体現している。そんなひまりを八渦も気に入った様子。八渦が「次は酒がある時に会おう」とキザに投げキッスを決めて、門を出ていった後、ひまりは葵の棚を開ける。すると、目の前に現れたのは幼い頃の葵。ひまりは迷い子のままでいる葵に帰り道を照らすことはできるのだろうか。
全ての謎が繋がる本作始まって以来、屈指のエピソードに、視聴者からは「え?もう終わった?3分くらいしか経ってなくない?」「あっという間すぎる!」「次回の葵のお話もたのしみにしています!」といった感想が上がっている。
■文/苫とり子
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