主要タイトルの予想では
また、2024年シーズンの主要タイトルの予想では、まずは、レギュラーシーズンでもっとも活躍した投手に贈られる「サイ・ヤング賞」を、AKI猪瀬が「予想時期が早いのでむずかしいんですけど……」と苦笑いを浮かべながらも、ア・リーグはパブロ・ロペス投手(ミネソタ・ツインズ)、ナ・リーグはウォーカー・ビューラー投手(ドジャース)を指名する。
また、日本人投手のなかでサイ・ヤング賞にもっとも近い投手を聞かれると、AKI猪瀬は「オープン戦の快投を見ちゃうと、山本投手も1年目から可能性があるのでは? 新人王とW受賞してしまうかも」と期待を寄せた。それに岡田と磯山が興奮の声をあげると、AKI猪瀬は「ドジャースはシーズン162試合のうち、間違いなく100勝はするチーム。そう考えると、山本投手はいきなり16勝できそうな雰囲気がある」と太鼓判を押していた。
さらに、AKI猪瀬は、活躍した打者に贈られる「ハンク・アーロン賞」では、ナ・リーグは大谷選手、もしくはベッツ選手、アクーニャJr.選手の三つどもえになると予想し、「このメンツでMVPも争うことになるのでは?」と続けた。
その一方で、「『大谷選手は三冠王も狙える!』とよく言われているけど、無理です」と大胆に予想したAKI猪瀬は、その理由を「ホームランと打点の二冠は獲れるだろうけど、ナ・リーグは打率4割も夢じゃないような数字を残せる選手が多い。ア・リーグのロサンゼルス・エンゼルスに残っていたら、可能性はあったけど……」と語った。
また、MLB、プロ野球ともに記者による投票で受賞者が決定することが話題にあがると、里崎は「MLBは記名制だけど、プロ野球は無記名。だから、プロ野球では『なんでコイツやねん!』という選手に票が入っていたりする(笑)」と指摘すると、岡田は「記者がふさわしいと思ったんやから、ええがな」と諭す。AKI猪瀬は「去年、大谷選手が満票でMVPを受賞したが、その時にもし投票しなかった記者がいたとしたら、開票時にその記者の名前や所属が知れわたる。全米のファンから『なんで投票しなかったの?』と聞かれた時に説明責任を果たせるように、MLB記者は確固たる“評価のものさし”を持っているんですよね」と解説した。
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