公太郎、朝日、律は「皆さんそれぞれに良さがある」
――撮影が進んでいく中で公太郎、朝日、律の印象は変わりましたか?
台本を読んでいると、公太郎に対して“すごく優しいな”という印象だったのですが、実際に演じてみると皆さんそれぞれに良さがあって。
公太郎のちょっとツンデレな感じもすてきだし、朝日の真っすぐに思いを伝えてくれる感じも、律のグイグイアピールしてくれる感じも、映像で見ていただけるとより魅力が伝わるんじゃないかなと思います。
――役作りをする上でのマイルールがあれば教えてください。
香りです。形から入るタイプなのですが、分かりやすい変化がほしくて。今回でいうと、まことは悪目立ちしないような生き方をしていた女の子なので、みんなが好きそうなフローラル系の香りをつけています。元から香物が好きなのですが、香りで変化をつけると、バラエティー番組との切り替えにも効果的なんです。
――以前の取材で「撮影期間中は食生活が乱れがちだから自炊を頑張りたい」とお話されていましたが、クランクインから1カ月経ってみて状況はいかがですか?
全くできていないです(笑)。自炊をする時間がなく、何なら食生活は乱れています。“スープであれば作れそう”と思っていたのですが、主演ってこんなに時間がないんだと驚いています…何とか自炊も頑張りたいです!
――生見さんにとって女優としてキーポイントになった作品を教えてください。
元々俳優という職業に憧れがあったので、やってみたいなと思っていました。これまでいろんな作品に出演させていただいたのですが、皆さんから特にほめていただいたのは「風間公親-教場0-」(2023年、フジテレビ系)です。
バラエティーとのギャップを感じていただけた作品でもあると思いますし、自分の中でも「風間公親-教場0-」への出演を機に、演技というものにもっと向き合っていこうと思えたので、出会えて良かったなと思う作品の一つです。
――最後にドラマの見どころをお願いします。
記憶喪失になったことがきっかけで本当の自分と、指輪の持ち主である恋の相手を探していくのですが、登場人物たちも個性豊かなので、公太郎、朝日、律の中から好みの男性を見つけて、そして楽しんでいただけたらと思います!