初回から誰よりも虎永を支えてきた広松のまさかの死。だが虎永は、目に涙をため体を震わせながらも、広松を止めることはしなかった。同じく体を震わせながら、父の介錯を務める文太郎。あっけにとられる藪重(浅野忠信)に、うろたえる央海(金井浩人)。視聴者からも衝撃の声が続出する、想像を絶する展開だ。
「広松が仕向けてくれた」虎永の“真意”は…
さらに視聴者を驚かせたのは、すべてが終わった後に虎永が口にした“真意”。虎永はその夜、訪ねてきた鞠子(アンナ・サワイ)に、涙ながら「今日のことで、藪重は心変わりするであろう。広松がそう仕向けてくれた。広松は…わが古き友は…おのれの務めをよう分かっておった。われらの降伏を大坂に信じ込ませることが大事なのじゃ」と打ち明けた。
まさに敵を欺くなら、まず味方から――。藪重をはじめ家臣たちをも信じ込ませるため、文字通り命がけのやりとりを繰り広げた虎永と広松。想像を絶する展開に、SNSでは「広松殿がぁぁぁーっ!!」「広松殿、なんという最期…神回すぎて震えた」「なんたる忠誠心。広松の覚悟にしびれた」といった衝撃の声が続出。真田と西岡による緊迫感あふれる演技にも「これは…伝説に残るシーン!」「真田広之さん、西岡徳馬さんの渾身の表情、声の演技。名優たちによる圧巻の演技回だった」の声が上がった。
残すところ2話となった今作。虎永の読み通り、広松の件をきっかけに、虎永にならって恭順の姿勢を示していた藪重は一転、按針と手を組んで戦の支度を再開。
一方、大坂では落葉の方(二階堂ふみ)が、虎永の動きを注視していた――。ドラマ「SHOGUN 将軍」第9話は4月16日(火)に配信される。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
※西岡徳馬の「徳」は心の上に一本線が入るのが正式表記
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/shogun/
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発売日: 2013/06/20