舞が奮起する姿が格好良い!
白石珈琲は融資が下りることになって無事に危機を脱し、ホッとする舞。本部に戻ったときに憧れの昇仙峡と偶然会い、言葉を交わすことに。
本話冒頭、銀行の男性社会の中で活躍している昇仙峡に「チャンスは誰にでもあるんじゃない?頑張って」と言われて舞が気合いを入れる場面があった。このラストで昇仙峡は「あなた、チャンスをつかんだら何がしたいの?」と問い掛け、舞は「銀行の不公平で古臭いところを変えたいです」と即答する。
ところが、昇仙峡は「それは…無理ね。あなた一人がどんなに頑張っても、この銀行は変わらない」と一刀両断した。
昇仙峡の言葉に呆然とする舞。さらに、畑仲が懲戒解雇になったものの、今回の事件は表ざたにならないことを知り、憤る舞に「ここで正義を求めたって無駄だぞ。どんなに頑張ったところで、この銀行は変わらない」と告げた相馬。
奇しくも相次いで同じことを言われた舞だが、逆にそれによって一段と奮起。「なんかやる気出てきちゃいました。どれだけ頑張ればこの銀行は変わるのか。やってやろうじゃないですか!」と力強く宣言したのだ。
なんと格好良い舞の決意だろう。演じる今田がその力強さを大きな瞳に宿らせたのが、いっそう決意を引き立て、ワクワクさせた。視聴者からは「かっこよすぎて鳥肌たった」「堂々としていてかっこいい」「腹をくくった感じがよかった」「応援したくなる」と反響が寄せられた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部