――未芙由を演じる志田さんとは、現場ではどんな雰囲気ですか?
志田さんとは普通に仲良くお話しますよ。ただ、志田さんとはバチバチするシーンが多いので、せりふが終わってカットがかかるまで、2人で睨み合っているみたいな場面が結構あります。カットがかかると、ベースの方で「こえー」と言って笑いが起きてますね(笑)。すごいドロドロしたドラマなんですけど、現場はすごく明るい現場なんです。不思議なもので、志田さんとは睨み合ってるにしても、ずっと目を合わせているので、何かお互いのことが好きになってきてしまいました(笑)。
――志田さんとは、どんなお話をされるんでしょう?
プライベートの話もしますし、お互いが出演した作品の話なんかをしますね。ご本人も言っていたんですけど、志田さんは「女王の教室」('05年)とか「14才の母」('06年、共に日本テレビ系)とか、しいたげられたりいじめられたりする役が多かったらしいんです。でもそれでも絶対に負けない芯の強さみたいなのをご本人からも感じるんですよね。そういう意味では、今回の役も志田さんにピッタリだと思います。
――次回、東京に来たはるかのシーンが見どころになってきますね。
そうですね。はるかが一番、キャストの中でいろんな人と出会う役なんです。斉藤家と鹿島田家と両方行ったり来たりして、いろんな人との接点があるので、いろんな人とのシーンではるかが構成されていったなという感じがします。普通に生活していても、家族に見せる顔だったり、仕事先で見せる顔だったり、友達に見せる顔だったりと自然と変わってしまうじゃないですか。そういう意味でも、いろんなキャストさんと共演シーンがあったのはよかったなと思います。はるかという人物はこうなんだって、発見が常にありました。
――最後に、視聴者の方々へメッセージをお願いします。
今後の見どころは、はるかの常人には理解できないふっ切れた行動だと思います。「ちょっと良く分からないけど、こういう人いるよね」みたいなリアリティーも感じてもらえるとありがたいです。多分、はるかが怖ければ怖いほど楽しいんじゃないかと思います。「怖い女の人だな」って言いながら楽しんでもらえるのが一番うれしいです!
毎週土曜夜11:40-0:35
フジ系で放送