今まで多くの作品を生み出し、エンターテイメント史を塗り替えてきたマーベル・スタジオ。アベンジャーズらヒーローを描いてきたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のあらゆる作品がディズニー公式動画配信サービス、ディズニープラスにて配信中。アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソーといったヒーローたちによる壮大なアクションや彼らが敵へと挑むまでの人間ドラマなどが世界中を熱狂させ続けているマーベル作品だが、4月22日、「よ(4)い夫婦(22)」=“よい夫婦の日”にちなんで、ヒーロー活動をあらゆる面で支え続けてきたパートナーとの強い絆が垣間見えるエピソードを紹介する。
トニー・スターク/アイアンマン×ペッパー・ポッツ…「アイアンマン」シリーズ、「エンドゲーム」
天才的な頭脳を持つ実業家であり、自ら開発した最新鋭のパワードスーツを装着し“アイアンマン”として闘うトニー・スタークと、スタークの元秘書で、仕事ぶりが買われ彼から経営者の座を託されたペッパー・ポッツ。
二人の結婚生活が描かれたのは、「アベンジャーズ/エンドゲーム」。スタークは、前作「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」で最凶ヴィラン・サノスに敗北したことをきっかけに、ヒーロー活動はほぼ引退状態に。愛するペッパーと長女のモーガンとともに隠遁生活を送っていた。スタークがペッパーに「(モーガンに)3000回愛してると言われたよ」と嬉しそうに話したりと、愛に満ちた家族団らんの微笑ましいシーンが映し出されていく。
しかしスタークは、サノスの“指パッチン”で宇宙の半分の生命が消え、助けられなかった仲間への責任を感じ続けていた。そんな中、その悲劇を覆せるかもしれないという可能性が生じ、目の前の幸せな生活を守りたい気持ちと仲間への思いで葛藤するスターク。そんな彼に向けて、自身の不安な気持ちを抑え、彼の背中を押したペッパー。行動や選択の随所で、互いに思いやりを見せ、築き上げた信頼関係や愛情が感じられる。
スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ×ぺギー・カーター…「キャプテン・アメリカ/ファースト・アベンジャーズ」「エンドゲーム」など
戦時中の極秘実験により、小柄で病弱な肉体から大柄で強靭な肉体へと変貌したスティーブ・ロジャースと、スティーブの同僚のペギー・カーター。徐々に互いに惹かれていった二人だったが、スティーブは戦いの事故で氷海に墜落し、70年近く氷の中で眠ることに。二人は離れ離れになってしまい、想いが実を結ぶことはなかった。
その後、現代に復活したスティーブはアベンジャーズとして全宇宙の平和を守るために幾多の戦いに身を投じていくが、常に心にはペギーの存在が。
「エンドゲーム」でサノスとの戦いが集結し、最後の任務を遂行するために過去へタイムトラベルしたスティーブは、任務を終えたのち、残りの人生を愛するペギーと過ごすことを選択。再び現代に現れた彼は何十歳も年を重ねており、帰りを待っていた盟友ファルコンからの「ペギーとはどうだった?」という質問に、「それは胸にしまっておこう」と微笑みながら返すも、左指には指輪が光っていた。
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
発売日: 2023/12/22
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