松岡昌宏、“遠山の金さん”役に「うれしくて久しぶりに写メを撮った」
9月25日(月)夜8時から放送の「ドラマ特別企画 『名奉行!遠山の金四郎』」(TBS系)で、松岡昌宏が遠山金四郎役で主演を務めることが決まった。TBSドラマに金四郎が登場するのは、1994年に放送された里見浩太朗主演の「江戸を斬るVIII」以来、約23年ぶり。
共演には稲森いずみ、加藤雅也、中原丈雄、神山智洋、渡辺麻友、平田満、原田美枝子、北大路欣也らが決定している。
ドラマの舞台は、天保年間の江戸。遊び人の金次と名乗り、正体を潜める北町奉行・金四郎(松岡)が庶民のため、江戸の悪事を痛快に裁く物語だ。
8月26日に東映京都撮影所にて、お白洲での裁きシーンの撮影が行われ、松岡演じる金四郎の桜吹雪の入れ墨がお披露目された。
今回の主演が決まった時の気持ちについて松岡は「誰もが知っている遠山金四郎役を僕が演じるとは夢にも思っていなかったので、ウソだろうというのが話を聞いての第一印象です。僕の時代劇デビューは、松方弘樹さん主演の『大忠臣蔵』(1994年TBS系)です。16歳の時でした。この時たくさん勉強させていただきました。その松方さんが(金四郎を)演じられたことに何かご縁を感じます」と、感激した様子で語った。なお、松方は1988年から98年にかけて、「名奉行 遠山の金さん」(テレビ朝日系)ほかで金四郎を演じた。
今回の共演者については、「今回は北大路さんとの久しぶりの時代劇で、現場にいい緊張感がありうれしく思いました。所作などご指導いただき、勉強させていただいています。稲森さんとは時代劇では初共演です。現代劇では共演が多いので、二人の空気感はすぐにつかめて、いい金さんとおせん(稲森)の関係になれたと思います」と告白。
さらに、「撮影のため桜吹雪を背負った時、うれしくて久しぶりに写メを撮りました。この場面を番組の最大の山場だと考えて収録してきたので、撮影を終えてすがすがしい気持ちです」と、桜吹雪に対する特別な思い入れを明かした。
最後に「地上波での時代劇放送は少なくなっている昨今、3時間のドラマを放送できるのは大きなチャンスです」と語り、「こんなに面白い作品があるぞと皆さんにお知らせして、金さんを知らない若い世代にもご覧いただきたいですし、時代劇ファンの方々には懐かしくご覧いただきたいと思います」とアピール!
“松岡版”金四郎が悪人相手に桜吹雪を見せながら、どんなたんかを切って作品を盛り上げるのか注目だ。
9月25日(月)夜8:00-10:54
TBS系で放送