“まみじゅり”は「共鳴し合って仲良くなった」
――間宮さんももちろんですが、SNSで“まみじゅり”と盛り上がるほど田中樹さんも魅力的です。田中さんの起用理由を教えてください。
まずは主役の照朝に間宮さんが決まった後、照朝とバディとなるような初という役を誰にしようかと考えた時に、間宮さんが今まで組んだことのないようなフレッシュな方を選びたいと考えました。そんな中ドラマ「オールドルーキー」(2022年、TBS系)でゲスト出演されていた田中樹さんの芝居を思い出しました。当時もSixTONESでのライブでのパフォーマンスは素晴らしく、大活躍されてましたが、まだドラマなどはそんなに多く出演されていない印象でしたが、このドラマの芝居が抜群によかったのです。間宮さんと田中さんのバディは新鮮かつ、面白い組み合わせになると思い、オファーさせていただきました。
――撮影現場でのお二人の様子はいかがでしたか?
うらやましくなるくらい仲がいいです。お互いの仕事をリスペクトしていて、何も話さずに座っているだけでいいというか。どうでもいいふざけたことをお互いに見つけては、くすくす笑っていたりします。一番最初出会った時の二人は、田中さんの方に若干の遠慮というか人見知りがあったかもしれませんが、間宮さんも「樹はこういうやつなんだと思う、仲良くなれる」みたいな感覚があったのだと思います。お互い自分の世界を強烈に持っているお二人ですが、そういうところが共鳴し合って仲良くなったのだと思います。30歳前後でそういう関係性を築けるのは、素敵なことだと思いました。
悪魔のシーンは「3回撮影しなきゃいけない」
――CGが今回一番の見どころともなってきますが、皆さん悪魔との掛け合いはどのように行っているのでしょうか?
ガドという悪魔が出てくるシーンでは、3.5メートルくらい高さのある“書割(かきわり)”※大道具の一つみたいなのが置かれていて「ここにガドがいます」っていう目印を立てています。かつ、その足元に現場でガドの役をやっていただいている俳優さんに立ってもらい、キャストとの掛け合いを行いました。現場で悪魔役の活躍してくれた俳優の皆さんのおかげで 、 間宮さんたちも悪魔に向き合ったお芝居をしてもらうことができました。
――CGを用いるがゆえに、大変なことはありますか?
同じカットを3回撮影しなきゃいけないところですね。一回目が“書割”の前で演技をしているカット、二回目は“書割”を外して、後ろの背景が写っている状況でお芝居をしていただいて。3回目はグリーンバックを役者さんの後ろに配置して、演技していただく3回構成になっています。通常のドラマだと一回で撮影が済むところを、悪魔が入ってくるシーンでは3回同じことをやらなくちゃいけないので時間がかかりますし、役者の皆さんも現場スタッフも大変でした。悪魔のシーンが終わると現場の雰囲気が「よし!ここからペースアップするぞ!」と、一山超えた空気になっていました。
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