昇仙峡の亡き恋人と舞が似ている?
「花さき」でひと眠りして、久しぶりの深酒を反省する昇仙峡。だが、それには理由があった。
この日、昇仙峡は誕生日で、恋人とよく通ったというワインバーへ。舞は仕事一筋に見えた昇仙峡に恋人がいたと知って、むせるほどに驚いたが、その後、恋人が亡くなったと聞いて言葉を失った。久しぶりのバーでは店員が誕生日を覚えてくれていて、かつて恋人がしてくれたサプライズの一品と似たものを出してくれ、その思い出に浸りながらつい飲みすぎてしまったのだ。
「優しくて、不器用で、でも仕事が大好きで。このままじゃこの銀行はダメだ、銀行を変えなきゃってすぐ熱くなって。正義感が強いっていうか、青くさいっていうか」と昇仙峡が明かした亡き恋人は、昇仙峡にとって職場の先輩だった。
その後、昇仙峡の亡き恋人・川野(平原テツ)が、相馬の同期でもあったことが分かった。第4話ラストの墓参りで相馬と昇仙峡が顔を合わせた場面などが明確につながったことにもなる。
亡き恋人と舞が「ちょっと似てるのよね」とポツリとつぶやいてもいた昇仙峡。第6話では舞の決めぜりふ「お言葉を返すようですが」がいつもと違って優しさに満ちたものであったが、いつもと違う表情を見せた昇仙峡に変化が訪れるのか、今後ますます気になるところだ。
◆文=ザテレビジョンドラマ部