距離が縮まったように見えたが、思いがすれ違ってしまう2人
今回、特に胸ときめかされたのは冒頭の部分。体調を崩して倒れた一仁に手をあててやった夏川が、「手だけでいいの?」と尋ねるシーン。尋ねられた一仁は起き上がって夏川の腰に手を回して抱きつき、「夏川、あったかい」と安心したようにつぶやく。体格の良い一仁のほうが弱っている姿は思わず守ってあげたくなるし、夏川の言葉にはドキッとさせられて、自覚のない天然魔性ぶりには悶絶。お互いドキドキしているのが伝わってきて、見ているほうも、もらいドキドキしてしまった。
また、後半のすれ違っている2人も萌え度が高かった。自分は相手の人生の邪魔をしている存在なんじゃないかと苦しむ姿はとても切ないが、その苦しみは相手に思いを募らせているからこそ。その事実に胸ときめく。さらに、一仁が母の旅館の手伝いに行き、物理的にも距離ができてしまった2人も胸キュンもの。すれ違いで会えない2人にヤキモキする気持ちが湧いてくるものの、母親の余計な言葉に夏川を傷つけてしまったのではないかと血相を変えて後を追う一仁にも、手作りクッキーを用意していた健気な夏川にもキュンキュン。辛い思いをしている彼らには申し訳ないが、両片思いのシチュエーションについつい萌えてしまった。
◆構成・文=牧島史佳
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