<くる恋>「皆さんが『なんで?』と感じていた部分が明らかに」、“くるり”が続出する終盤戦の見どころをドラマPが語る
生見愛瑠が主演を務める火曜ドラマ「くるり~誰が私と恋をした?~」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系※)の第10話が6月11日(火)に放送される。このたび、本作のプロデューサーを務める八木亜未氏のコメントが到着。第10話放送に向けて注目ポイントを語った。(以下、ネタバレを含みます)
世界が一変したヒロインが“恋の相手”と“本当の自分”を探す
同ドラマは“恋の相手”と“本当の自分”を探す、指輪を巡るラブコメミステリー。緒方まこと(生見)は、プライベートでも会社でも人に嫌われないよう、自分自身の素を見せず、悪目立ちしないように生きてきた24歳。しかし、桜の舞うある夜に事故で記憶喪失になってしまう。
記憶を失い“くるり”と世界が一変したヒロインが、不安と同時に自分らしさから解放され、“私歴一年”の赤ちゃんとして本当の自分らしさを探していく。
まことに関わる人物を演じるのは…
恋の四角関係を繰り広げる男性キャストとして、自らを“元カレ”と語る西公太郎役の瀬戸康史、自らを“唯一の男友達”と語るまことの同僚・朝日結生役の神尾楓珠、自らを“運命の相手”と語る板垣律役の宮世琉弥が出演。
年齢もタイプも異なる3人だが、唯一の共通点は、記憶を失ったまことの自分探しの手掛かりとなる指輪がピッタリとはまること。物語が進むにつれて、3人との関係性だけでなく、まこと自身も変化していく。
また、記憶を失くしたまことの初めての友達・平野香絵役で丸山礼、まことが通う「井口メンタルクリニック」の医師・井口太郎役を肥後克広、そのスタッフ・井口千草を片平なぎさが演じる他、高野洸、小日向ゆか、村方乃々佳、ともさかりえら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。
公太郎とのキスがきっかけで“元カレ”との記憶がよみがえる
まことと公太郎が街歩きデートに繰り出した第9話。デート中、若年性認知症の千草(片平)が行方不明となり、井口(肥後)と共に千草を見つけ出したまことたち。
ほんの束の間、記憶を取り戻した千草が井口に結婚記念日の花束をプレゼントする一幕に、彼女が井口の妻であることを知ったまことは、“忘れられる側”の切ない思いを改めて知ることになる。
そんなまことに公太郎は、「もし誰かを忘れて傷つけてたとしたら、俺も一緒に傷つけてるから。まこと一人のせいじゃない」と優しく寄り添い、キスをした。しかしその瞬間、次々と過去の記憶が蘇り、“自称・運命の人”こと律と付き合っていた過去を思い出すのだった。