今田美桜主演のドラマ「花咲舞が黙ってない」(毎週土曜夜9:00-9:54、日本テレビ系/Huluにて配信)の最終話が、6月15日(土)に放送される。
「花咲舞が黙ってない」を新キャストで放送
本作は、銀行を舞台に不正を絶対に見て見ぬふりできない花咲舞が、弱い立場の人たちのために立ち上がる姿が痛快なエンターテインメント作品で、2014年、2015年に杏主演で放送して大ヒット。前回のドラマ放送後に出版された新作小説『花咲舞が黙ってない』(池井戸潤・著)を原作にした新たな物語を、主人公・花咲舞役に今田、舞のバディ・相馬健役に山本耕史という新たなキャストで放送する。
「花咲舞が黙ってない」最終話あらすじ
最終話は――
相馬が富士見ノ丘支店に異動して一週間後、 舞が事務応援にやってきた。舞は相馬との再会を喜びつつ、「仕事が終わったら『花さき』に来てください」と声をかける。その日の夜、相馬が『花さき』に到着すると、舞と共に昇仙峡玲子(菊地凛子)が待ち構えていた。昇仙峡は相馬にこれまでの非礼を詫びつつ、亡き恋人・川野直秀(平原テツ)の遺志を継ぎ、「腐った銀行を変えたい。そのためには紀本平八(要潤)と竹内元頭取、そして財務大臣の石垣信之介(大和田伸也)が関与していると見られる銀行の闇を暴かねばならないので手伝ってほしい」と相馬に協力を願い出た。話を聞いた相馬は、富士見ノ丘支店の融資先である葉山物産の動きが不審であることを告げ、それぞれ調査に動き出す。
翌日、舞と相馬が、川野の手帳に書き残された3つの会社名の謎を調べた結果、3社とも紀本派閥に属する行員の出向先であることが判明。更に舞は富士見ノ丘支店の行員から、葉山物産は株で儲けているらしい、という情報を手に入れた。その日の夜、舞、相馬、昇仙峡は再び作戦会議を行う。舞たちの話を聞いた昇仙峡は、葉山物産が粉飾決算報道のあった 東東デンキの株で儲けているのでは?と推測。株が暴落しているのに儲かるとは?と舞は疑問を持つが…。紀本は東東デンキの粉飾を隠蔽し、リークを意図的に行うことで株価を操作していたのではないか?と語る昇仙峡と相馬に、舞は「インサイダー取引じゃないですか!」と驚く。しかし、現段階では証拠不十分。調査委員会が行われるのは2日後。それまでに舞たちは紀本と現役大臣が関わる東京第一銀行最大の不正を暴く証拠を掴むことができるのか。
その後の調査で、紀本派閥の行員たちが懲戒解雇を免れて出向になった本当の理由は、不正に利用するためだったことが見えてきた。派閥の誰かが不正を証言してくれれば証拠となると考えた舞と相馬は、説得に動くが協力者は見つからない。かつて2人が不正を暴いた藤枝賢造(迫田孝也)にも話をしたが藤枝は、銀行が変われるわけがないと取り合わない。
そして調査委員会当日。合併先の半沢直樹(劇団ひとり)ら産業中央銀行メンバーも集まる中、紀本を糾弾するための、世紀の大逆転劇が始まる。
――という物語が描かれる。