動画配信サービス「Hulu」で独占配信中の「十角館の殺人」と「『歌姫ファイトクラブ!!』心技体でSINGして！」の2作品が、第40回ATP賞テレビグランプリのドラマ部門とバラエティ部門にて奨励賞を受賞した。
優れたテレビ番組やクリエイターを顕彰する、ATP賞テレビグランプリ
ATP賞テレビグランプリとは、全日本テレビ番組製作社連盟が「製作会社の社会的機能を高め、制作スタッフ一人ひとりの情熱や気概に応える」ことを目的に、優れたテレビ番組やクリエイターを顕彰する賞。
ドラマ部門、ドキュメンタリー部門、情報・バラエティ部門の3つのジャンルで作品を募集し、毎年100本を超える応募作品の中から、グランプリ、最優秀賞、優秀賞などが選ばれる。
「奨励賞」とは企画力、演出手法、チャレンジ精神、個性的な作風等々、ある視点において高く評価された作品に贈られるもの。
公式ホームページの情報によると、グランプリおよび最優秀新人賞は、8月8日(木)に開催予定の受賞式で発表される。
見どころ満載の「十角館の殺人」＆「歌姫ファイトクラブ!!」
Huluオリジナル「十角館の殺人」は、「日本ミステリー文学大賞」や「日本推理作家協会賞」を受賞した作家・綾辻行人のデビュー作にして、全世界シリーズ累計670万部の大ベストセラー「館」シリーズの記念すべき第1作目。
綾辻の最高傑作との呼び声高い本作は、緻密かつ巧妙な叙述トリックで読者をその世界に引き込みながらも、たった1行で事件の真相を描くという大胆な手法でミステリー界に衝撃を与えた。
そして2023年10月にはタイム誌が選ぶ「史上最高のミステリー&スリラー本 オールタイム・ベスト100」にも選出され、ドストエフスキー『罪と罰』、アーサー・コナン・ドイル『バスカヴィル家の犬』、スティーヴン・キング『シャイニング』、トマス・ハリス『羊たちの沈黙』など世界の名だたる作家そして名著と肩を並べる快挙を成し遂げている。長年映像化は不可能と言われ続けてきた叙述ミステリーを巧みな演出で映像化。
そして、ミリオンセラーの名曲「ロマンスの神様」を生み出し、近年はTikTokなどのSNSを中心にZ世代に大ブレイク中の“冬の女王”広瀬香美が、2001〜2002年に日本テレビ系で放送されたバラエティ番組「マネーの虎」の生みの親・栗原甚とタッグを組み、“新時代の歌姫”を発掘するリアリティショー「『歌姫ファイトクラブ!!』心技体でSINGして！」。
同番組では、広瀬香美が合格者に楽曲提供&ボイスレッスンまで全面的にバックアップし、メジャーデビューを約束されるということで、1次選考の動画審査への応募総数は実に1457人。その全ての映像を広瀬自身が確認し、厳正なる選考を行った。
また審査では、広瀬の顔を型取った“香美マスク”を着用して歌唱に挑んだり、誰もが知っている童謡で“喜怒哀楽”を表現するという“ハリウッド式オーディション”で、歌姫候補たちの“即興力”を試した。
さらに、広瀬香美が歌姫に一番必要だと考えている“心技体”の“心”の部分である「ハートの強さ」を見極めるために、“個人面接”と“家族面談”を実施したりと、数々の斬新な審査方法で歌姫候補たちと向き合い、これまでのオーディション番組では見られない独特の緊張感を生んだ。
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