紗英の娘・瑠璃と、そのライバル・未久にまさかのつながり!?
そんな中、英世の過去に関して、もう一つ判明したことがある。瑠璃の同級生で、成績トップ争いをしている未久(田牧そら)の母・希美(映美くらら)が英世のかつての恋人だったのだ。
未婚の母として、女手ひとつで未久を育ててきた希美だが、現在は重い病で英世が勤める帝都病院に入院中。英世に16年ぶりに電話連絡をした希美は「大事な相談があるんです」と話し始めるが、英世はお金をゆすられると思い、「違います、他に頼れる人がいなくて…」と続けた希美の言葉を最後まで聞かずに電話を切った。
紗英が英世を奪って妊娠し、生まれた瑠璃と、希美の子ども未久は同級生。ここで一つの疑惑が持ち上がる。未久の父親は英世かもしれないということだ。瑠璃と未来、ライバルである2人の因縁に心臓がキュッとなる。
「瑠璃と未来まさかの異母姉妹?」とざわつくSNSだったが、さらに物語は驚きの様相を見せた。
九条は瑠璃の内申評価のため生徒会長に立候補することを計画。ただ瑠璃は利己的な性格から人望がなく、対立候補の未久に勝てそうにない。そこで人気がある泉の息子・青葉(坂元愛登)の支援を得るよう指示された紗英だったが、泉に断られた。すると、九条は「ライバルの評判を落とす」手段があると助言した。
学校帰りの未久を追跡した紗英。瑠璃と同じように医師を目指す未久が、母の高額な治療費のため、提出課題を代わりにする闇バイトの報酬アップを別の同級生の母親に要求している場面を目撃した。
紗英と英世の過去、瑠璃と未久の成績だけでなく青葉もめぐるバチバチ具合、そして未久のしたたかさ。マウントバトルの新たな火種発覚にゾクゾクする展開となった。
◆文=ザテレビジョンドラマ部