「マウンテンドクター」第6話あらすじ
第6話は――
宇田が山で命を落としたのは、自分が身体の変調を見落としたから―。宇田の死に打ちひしがれる歩は、患者の思いに寄り添うだけでは命を救えないとの思いから、診断に対して必要以上に慎重になり、ついに周子(檀れい)から、しばらくMMTを休むよう命じられる。
その矢先、歩のいないMMTに山でけいれんを起こした子どもが運ばれてくるが、小宮山たちはなかなか原因を特定することができない。見かねた江森(大森南朋)の診察で、患者が毒性のある植物を口にしたことが分かるが、江森はメンバーの山に関する知識が乏しいことを指摘。このレベルならチームを解散した方がいいと苦言を呈す。さらに、山での死亡者が出たことで、県から視察に来ていた純家(松尾諭)も厳しい見解を示し、MMTは存続の危機に追い込まれる。
一方、典子(岡崎紗絵)はひょんなことから、母・聖子(池津祥子)にMMTのメンバーであることを知られてしまう。初耳の聖子は当然、典子を叱責(しっせき)するが、意外にもそれに反発し、山岳医療への思いを吐露する典子。さらに、その思いは宇田の死を経験した小宮山や掛川の中にも芽生えていて…。そんなメンバーたちとは裏腹に、すっかり自信を失った歩は、仕事中に母・幸恵(石野真子)から1本の電話を受ける。電話口の幸恵は慌てた様子で、まだら認知症を抱えた父・市朗(遠山俊也)の行方が分からないと告げて…。
――という物語が描かれる。
MMTと歩の家族に危機が訪れる
公式ホームページなどで見ることのできる予告動画では、宇田を救えなかったことで落ち込む歩の姿が映し出される。江森は「MMTなんて解散した方がいいんじゃないのか」と言い、純家も「医師は病院で医療活動をしていればいい」と話しMMTに存続の危機が訪れる。
一方MMTのメンバーは、MMTをなくしてほしくないと思っているようで、山の勉強に励み、「我々だけでもできるってところを見せつけてやろうじゃない!」と小宮山は意気込む。また、歩が父を怒鳴っている様子や、父の行方が分からなくなってしまい歩は山に行ってしまったのではないかと考えている様子など、歩の家族に訪れる窮地も描かれる。
視聴者からは、「宮本先生大丈夫かな」「自分を責めすぎないで」「お父さん助かるよね?」「MMTどうなっちゃうんだろう」などの声が寄せられている。