<来週の虎に翼>伊藤沙莉“寅子”は少年犯罪の厳罰化と尊属殺人の罪について向き合う
伊藤沙莉が主人公を務める連続テレビ小説「虎に翼」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。第24週となる「女三人あれば身代が潰れる?」が9月9日(月)より放送される。
「虎に翼」とは…
同作は、日本で初めての女性弁護士の一人で後に裁判官となった三淵嘉子をモデルにしたオリジナルストーリー。昭和の初め、女性に法律を教える日本で唯一の学校へ入学し法曹の世界に進んだ、伊藤演じる主人公・佐田(猪爪)寅子。出会った仲間たちと切磋琢磨しながら困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開く姿を描く。
第24週「女三人あれば身代が潰れる?」あらすじ
第24週では――
寅子(伊藤沙莉)は、病を患い治療に専念している多岐川(滝藤賢一)を見舞う。多岐川は“少年犯罪の厳罰化”を求める声が高まっていることを気に掛けていた。
そして昭和44(1969)年、学生運動が激化。事件に巻き込まれた香淑(ハ・ヨンス)の娘・薫(池田朱那)が逮捕される。
一方、よね(土居志央梨)と轟(戸塚純貴)は、尊属殺人の罪に問われている美位子(石橋菜津美)の弁護を担当することに。かつて穂高(小林薫)が少数意見を出した尊属殺人における判決から時代は大きく変わったものの、よねらはさまざまな問題に直面していた。
――という物語が描かれる。
第24週予告動画
公式ホームページ掲載の予告動画は、「第5代最高裁長官に桂場等一郎氏が就任」という言葉と共に、長い廊下を歩く桂場(松山ケンイチ)の後ろ姿から始まる。次いで病床の多岐川の姿、寅子の「桂場さんらしくないというか焦ってるというか…」というせりふと心配そうな表情が映し出される。
さらに「現少年法の基本的構造を変えることに我々は反対する」という声を背景に多岐川が稲垣(松川尚瑠輝)と小橋(名村辰)を抱き寄せるシーンが流れる。
そして最後は、多岐川が桂場と顔を突き合わせて「頼んだからな、桂場」と笑みを見せ、動画は幕を閉じる。
日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ女性・佐田(猪爪)寅子の人生に、この先さらにどんな展開が待ち受けているのか注目が集まっている。