<虎に翼>土居志央梨“よね”の毅然とした姿が視聴者を魅了 4分間の弁論シーンに「純度が高い」「気づけば涙が…」
そして、よねは「もし今もなお、尊属殺の重罰規定が憲法第14条に違反しないものとするならば、無力な憲法を、無力な司法を、無力なこの社会を嘆かざるを得ない。著しく正義に反した原判決は、破棄されるべきです」と結び、4分間にわたる弁論を終えた。
よね渾身の弁論に反響「聞き入った」
よねを突き動かす原動力は、怒りだ。自身の忌まわしい過去への怒り、女性や弱者を虐げる者への怒り。女子部時代から一貫して、よねは正義を脅かすものと戦ってきた。
よねは、その怒りを心のうちにたぎらせながらも、淡々と言葉をつないだ。その姿に視聴者から「かっこいい」「よねさんの立ち姿が美しくて…」「圧巻だった」の声や、「よねさんの誠実でまっすぐな言葉に、気づけば涙が…」「よねさんの言葉、姿勢、視線、すべてがよかった。言葉が胸に突き刺さった」といった感動の声が続出。かつて桂場が口にした「正論は純度が高いほど威力を発揮する」を意識した「よねさんの純度の高い弁論に聞き入ってしまった」の声も上がった。
よねが、寅子の口ぐせである「はて」を口にし、桂場が反応する場面には「最高裁で、よねさんの『はて』が聞けるとは」「反応する桂場さんもいい」の声も。よねの言動をスマートにフォローし、かつ「行け、山田」と小声で背中を押した轟にも「最高のコンビ」「このフォローも作戦なのかな」「この2人ずっと見ていたい」の声が上がった。
「虎に翼」は、残すところあと4回。続く9月24日(火)放送の第127回では、異なる考え方を持つ寅子と調査官・音羽(円井わん)が、お互いのやり方について率直に話す姿が描かれる。