藤岡真威人「ヒーローといえば父の姿がくっきり浮かび上がる」
記者からの「健太がヒーローに憧れてウイングマンに変身するということにちなみ、みなさんが救われたエピソードやヒーローな存在の方がいらっしゃいましたら教えてください」との質問に、藤岡は「僕の中では一択で、父の存在が確固たるもので、ヒーローといえば父の姿がくっきり浮かび上がります。そうです、ヒーローですね。僕にとっても、きっと世界中の人たちにとってのヒーローだなって胸を張って言えますね」とコメント。
続けて、加藤は「私は安室奈美恵さんがすごく好きで。ずっとダンスを習っていたのもあり、ダンスを習っていた時は、安室ちゃんの髪型を真似したり、衣装を真似したりしていました。今でも元気がない時とかは、安室奈美恵さんの曲を聴いたり、持っているDVDを見たりとかしています」と笑顔を見せた。
そして、宮野は「この場では少し言いづらかったんですが、僕、ウルトラマンなんですよ。で、15周年なんですよ。なので、僕にとってウルトラマンゼロはとても大きな存在です。僕自身もやっぱりヒーロー大好きだったし、自分がヒーローの声になるなんて思ってなかったことだったので、非常に嬉しかったです。でも、エンタメの世界にいて、日本に大きな危機があった時はエンタメって不要不急になってしまい、自分では何をやっていいのかわからなくなってしまって、無力だなって感じることが多かったんですけど、そういう時に、僕はウルトラマンゼロとしては子どもたちに“大丈夫だよ“ってメッセージを届けられた時に、みんなが辛い時にそうやって声をかけてあげられるとか、象徴になれるのがヒーローなんだなっていうのをウルトラマンゼロに教えてもらいました。やっぱヒーローの存在っていうのはこの世に必要不可欠なんだなっていうのを身をもって体感させていただきました。なので、自分がヒーローとして何を伝えていけるのかっていうのは、またゼロと一緒に考えていけたらなとずっと思って15年間携わってますね」と気持ちを明かした。
坂本浩一「僕の中のヒーローはジャッキー・チェンです」
一方、桂は「一つエピソードを思い出しまして、“ウイングマン”を連載中に、個人的に趣味でプロの業者さんに頼んで、ウイングマンの着ぐるみを作ったんです。ある時、町をみんなで仮装して練り歩くっていう母校の仮装行列があって、こっそり連載を抜け出して、ウイングマンの格好して一緒に仮装グループに入ったんです。でも、ヒーローものを書いているんだけどあんまり少年とかから反応はなくて、“本当にこのヒーローの書いてて、間違ってないのかな?”と思っていた時に、小さい男の子が「あ、ウイングマンだ!」って言ってくれたんです。その時に、“やっぱり子供たちにヒーローを与えているのかもしれない”と思って、感動していました。その少年が言ってくれたことによって書いていることは間違ってなかったのかなって思えたので、ある意味、彼に救われたのかもしれないですね」とエピソードを披露。
また、坂本は「僕の中のヒーローはジャッキー・チェンです。9歳の頃にジャッキーチェンネルが初めて日本で公開されて、それを見て以来、僕はこの人になりたいと思っています。そこからずっと格闘技や体操やって、スタントマンになって監督になって、ジャッキー・チェンがやることは全部やろうと思って来たので、ジャッキー・チェンがスタントマンしたら僕もスタントマンになったし、ジャッキー・チェンが監督やっているから僕も監督になりました。なので、ジャッキー・チェンがいなかったら、今の僕はなかったって言ってもいいくらいですし、そのおかげでこうやっていろんな特撮ヒーローをやることができ、今回も、ウイングマンもやらせていただいたりとかしたので、僕の中でのヒーローはジャッキー・チェンです」と語った。