“踊るプロジェクト”映画最新作「室井慎次 敗れざる者」(10月11日[金])、「室井慎次 生き続ける者」(11月15日[金])の公開を記念して、BSフジは“踊る”関連のドラマや映画をノーカットで放送する。長らくテレビで再放送されなかった「踊る大捜査線 THE LAST TV サラリーマン刑事と最後の難事件」を始め、映画「交渉人 真下正義」や「警視庁捜査資料管理室」シリーズなどパワフルなラインナップを発表した。
“踊る”シリーズの名タイトルをノーカット放送
「レインボーブリッジ封鎖できません!」この誰もが知る名セリフが誕生した『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(2003 年公開)。興行収入173億円を超え、20年以上たったいまでも実写日本映画No.1の座に君臨している名作だ。
12年ぶりに“踊るプロジェクト”が再始動した2024年秋、BS フジが特大の“踊る”企画を編成。2012年の地上波放送以来、待望のテレビ再放送となる「踊る大捜査線 THE LAST TV サラリーマン刑事と最後の難事件」、および映画「交渉人 真下正義」<2005 年公開>をノーカットで放送する。
さらに BS フジオリジナルドラマ「警視庁捜査資料管理室」シリーズも放送。いまもなお愛され続ける“踊る大捜査線”シリーズの世界をたっぷりと堪能できる内容だ。
1997年1月期の連続ドラマとして放送された「踊る大捜査線」。脱サラして湾岸署刑事課に配属された異色の刑事・青島俊作(織田裕二)は、刑事の理想と現実とのギャップに困惑しきりだった。それでも正しいことをするために真摯に事件へ向かっていく青島と仲間たちの物語を、ときに熱く、ときにユーモアを交えながら描く。
所轄の刑事・青島と本庁のキャリア組・室井慎次(柳葉敏郎)との“熱き友情”だけでなく、警察内部の縦割り社会や上下関係にも触れ、最終話の番組平均視聴率は23.1%を記録するなど(※視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)、圧倒的な支持を集めた。
1998年に公開した「踊る大捜査線 THE MOVIE」は興行収入100億円超えのメガヒットを記録。これまでに公開した映画シリーズ6作品の累計興行収入は487億円、累計動員数3598万人を超える。
映画「交渉人 真下正義」11月9日(土)夜7:00~
2003 年 11 月 24 日、レインボーブリッジを封鎖して解決した「台場連続殺人事件」。 その事件直後、真下正義警視(ユースケ・サンタマリア)は、湾岸署の前で、報道陣に取り囲まれ、警視庁初の交渉人(ネゴシエイター)として、事件解決の経過を説明していた…。あれから1年…。
2004年12月24日、雪乃(水野美紀)とクリスマス・イブのデートの約束をしていた真下は、その日の午後、突然、室井管理官(柳葉)から呼び出しを受ける。
警視庁史上最悪の緊急事態が発生。東京の地下鉄の最新鋭実験車両(通称:クモ)1両が何者かに乗っ取られたのだ。網のように張り巡らされた大都市・東京の地下鉄の盲点を突く犯行。乗降客200万人の命が、爆走するたった1両の車両によって危険にさらされる。犯人の狙いは身代金か、それとも…。理由なき犯罪に錯綜する捜査―。
犯人は交渉の窓口として、真下を指名。迷走する地下鉄全車両にも、時間的限界が迫りくる。そして、大切な雪乃との約束の時間も刻一刻と迫っていた…。真下は事件を解決して、雪乃のもとへ会いにゆくことができるのか。そして真下と雪乃の2人の恋の行方は…。
乗降客200万人の命が真下の肩に託された。かくして映画史上初となる首都・東京の地下鉄網を舞台にした息を呑む、交渉人・真下と姿なき犯人の知能戦の火蓋がきって落とされる。