渡部秀インタビュー「科捜研」の裏側から「仮面ライダー」への思いまで
「仮面ライダー」は僕の糧になった
「仮面ライダーオーズ/OOO」(2010-2011年、テレビ朝日系)では火野映司として、1年間にわたって主演を務めた渡部。10月1日(日)に行われる「東映特撮ファンクラブ」の2周年記念イベント「東映特撮ファン感謝祭2017」には、トークゲストとして出演することが発表されている。
――「仮面ライダーオーズ/OOO」のテレビシリーズ終了から6年がたちました。今あらためて作品を振り返ってみて、ご自身の中でどんな存在ですか?
やはり怒濤(どとう)の1年間だったので、良い思い出もあれば、大変だったこともたくさんあります。ただやっぱり、もうあんな1年はなかなか経験できないので、役者として、人間として、僕の糧になったと思います。
今回の「東映特撮ファン感謝祭2017」はそれ以来久しぶりのライダーイベントになるのですごく楽しみですし、今だからこそ思う価値観なども話せたらと思います。
――渡部さんは「オーズ/OOO」の主役を決めるオーディションで、監督とプロデューサーに対してライダー談義をしたというエピソードが有名です。
しましたね(笑)。今ちょうど「科捜研の女」を撮ってくださっている田崎(竜太)監督とプロデューサーの方がいて、その2人に「あれをやったら絶対にいいと思います」みたいなことを熱弁しました。でも、その時には既に設定や先々の展開は決まっていたらしく、僕がすごく熱く語っていたから聞いてくれていたらしいです(笑)。
――同じ事務所の後輩である松島庄汰さんや甲斐翔真さんなども仮面ライダーシリーズに出演されてきましたが、特に気になった作品は何ですか?
毎年チェックはしていてどれも気になりますけど、やはり前回の「仮面ライダーエグゼイド」(2016-2017年、テレビ朝日系)は見た目も奇抜でしたし、結構衝撃的でした。
――今回のイベントで渡部さんに会うことを楽しみにしているライダーファンへメッセージをお願いします。
待っていてくださったファンの方に、この年齢になって経験したことや当時の考え方などを皆さんにお伝えしたいと思っていますので、ぜひ当日を楽しみにしていただければと思います。
――ありがとうございます。では最後に、今後の「科捜研の女」の見どころをいただけますか?
年々進化していく犯罪のスタイルに対して科捜研もどんどん進化していて、今作は最新の科学などそんな科捜研のすごさを前面に出しているシーズンだと思います。また、科捜研のメンバーもより連携のとれた良いチームになったと僕は感じていて、前シーズンを超える面白い話になっていますので、ぜひまずはスペシャルと本編の1・2話を見ていただきたいです。
10月15日(日)夜9:00-10:54
テレビ朝日系で放送
「科捜研の女」
10月19日(木)スタート
毎週木曜夜8:00-8:54
テレビ朝日系で放送