福田雄一が監督を務め、松山ケンイチと染谷将太がW主演を務める「聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~」が12月20日(金)に全国東宝系にて公開される。このたび、Mrs. GREEN APPLEが同作の主題歌を担当することが発表され、主題歌入り予告映像も解禁。Mrs. GREEN APPLEからコメントが寄せられた。
「聖☆おにいさん」とは
原作は、「神の子イエス」と「仏の悟りを開いたブッダ」が東京・立川の風呂なし6畳一間アパートでふたり暮らしをしながら下界でバカンスを満喫している日常を描いたギャグ漫画「聖☆おにいさん」(著:中村光/講談社「モーニング・ツー」連載中/既刊21巻)で、累計発行部数1700万部を超える。
映画は、劇場映画化のために原作者の中村光が描いた「スクリーンへの長い途」を完全実写化。松山が、長髪・髭・茨のがトレードマークで、下界でのバカンスを奔放に楽しむ「神の子・イエス」を、染谷が螺髪、白毫、長い耳たぶがトレードマークの、主婦並みにお金を気にする「目覚めた人・ブッダ」を演じる。
Mrs. GREEN APPLE が新曲「ビターバカンス」を書き下ろし
そして映画主題歌は、Mrs. GREEN APPLEの書き下ろしの新曲「ビターバカンス」に決定。
作詞・作曲を担当した大森元貴は中学生のころから新刊が出るたびに買って読んでいたというほど原作「聖☆おにいさん」の大ファン。「ブッダとイエスの癒され日常から我々も学ぶものがある」と話す大森は、「根を詰めがちな人々ですが少しでもホッと、肩の力が抜ける瞬間があるといいのだろうと。そういう1番大切なバカらしさみたいなものを曲にしてみました」と楽曲制作にあたってコメントしている。
「ビターバカンス」を初めて試聴した松山と染谷は、聞き終えて開口一番「めっちゃいい曲!」とテンションを上げ、「休んじゃえばいいってありがたい言葉だよね」(染谷)「休む=バカンスを取るということをポジティブにとらえていいんだよね」(松山)と「ビターバカンス」で描かれている歌詞に共感していたという。
また、「聖☆おにいさん THE MOVIE」と主題歌「ビターバカンス」のタッグを、「映画観終わった後に流れる曲としてとても楽しみ」(松山)、「映画館を出た後、気持ちいい景色になりそう」(染谷)と大絶賛していた。