「陸王」に子役出身のCM美女や再現ドラマの女王がキャスティング
TBS10月期の日曜劇場「陸王」にまたも注目の追加キャストが発表された。本作では、主人公で老舗足袋業者「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一を役所広司、その息子・大地を山崎賢人が演じるが、他にも竹内涼真、風間俊介と豪華キャストの出演が続々と決定している。今回、「こはぜ屋」の縫製課で最年少の仲下美咲役に、子役から活動する吉谷彩子が決定した。
1991年生まれの吉谷は1996年放送のドラマスペシャル「最後の家族旅行」(TBS系)でデビュー。その後経験を積み、現在は転職サイト「ビズリーチ」のCMで女性社員役を演じて注目を浴びている(9月に新CMがスタート)。
そんな吉谷が演じる美咲は、ベテランぞろいの縫製課の中で最年少。高校を卒業してすぐに「こはぜ屋」に入社、右も左も分からなかったが、縫製課の先輩からミシンの使い方や社会人としての心得まで教わる。美咲にとって「こはぜ屋」は第二の家族のような存在だ。特別に器用というわけではないが、真面目に黙々と仕事をこなしている美咲のことは誰もが認めている。また非常に気遣いができ、周りからも好かれているという役どころだ。
美咲と同じく縫製課に勤める水原米子を演じるのは春やすこ。1980年代、「春やすこ・けいこ」として“漫才界のピンク・レディー”とまで呼ばれるほどの人気を得た。TBSで1983年から放送された「スチュワーデス物語」や2006年の「水戸黄門 第36部」などにも出演。今回11年ぶりのTBSドラマ出演となる春が演じる米子は、阿川佐和子演じる縫製課のリーダー・正岡あけみに次ぐ縫製課のナンバー2だ。縫製技術にたけており、ランニングシューズ「陸王」の完成に向けて熱心に取り組む。
また、縫製課の明るくパワフルな女性、橋井美子役に上村依子。今年6月に放送された「マツコの知らない世界」(毎週火曜、TBS系)で“再現ドラマの女王”として話題を呼んだ。
そして、縫製課の最年長・西井冨久子を演じるのは、正司照枝。かつて三味線とギターを使ったネタで一世を風靡(ふうび)した漫才トリオ「かしまし娘」の一員だった照枝は、ベテラン縫製員・冨久子を演じる。
池井戸潤原作ドラマ「陸王」は10月15日(日)スタート、毎週日曜夜10:00-10:54にTBS系で放送される。
吉谷彩子 コメント
池井戸潤作品に自分が参加できるなんて、今でも夢のようです。
美咲は不器用だけど仕事は真面目で諦めないところが魅了的な子だと思います。そんな美咲の成長も一緒に見て楽しんでいただけるとうれしいです。
このようなそうそうたる皆さまとお芝居ができる機会はめったにないので、存分に楽しみたいと思います!
10月15日(日)スタート
毎週日曜夜10:00-10:54
TBS系で放送