反町隆史と杉野遥亮がW主演するドラマ「オクラ~迷宮入り事件捜査~」(毎週火曜夜9:00-9:54、フジテレビ系/FOD、TVerにて配信)の第3話が10月22日に放送。青木さやか演じる祈里が、夫が亡くなった事件の犯人に激昂するシーンが感涙。シングルマザーの祈里と不登校の息子との関係も反響を呼んでいる。(以下、ネタバレを含みます)
昭和刑事と令和刑事がバディを組み“お蔵入り”寸前の未解決事件に挑む
本作は、ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(2019年、日本テレビ系)や「ジョーカー 許されざる捜査官」(2010年、フジテレビ系)などを手がけた脚本家・武藤将吾氏による完全オリジナルストーリー。反町と杉野が凸凹バディを組み、“お蔵入り”寸前の未解決事件に挑むヒューマンミステリーエンターテインメント。
反町が人情に厚く“捜査は足で稼ぐ”がモットーの昭和刑事・飛鷹千寿を、杉野がクールでタイパ重視の省エネな令和刑事・不破利己を、青木が元公安部で個人情報を調べるのが得意な牧原祈里を演じ、白石麻衣、前田旺志郎、有澤樟太郎、三浦リョウ太、橋本じゅん、宇梶剛士、平山祐介、中村俊介、観月ありさらが出演。主題歌はKroiの「Jewel」となっている。
青木さやか“祈里”、夫が亡くなった事件のタレコミ情報に犯人逮捕の希望を持つ
警視庁捜査一課特命捜査情報管理室・通称“オクラ”に、11年前に起きた爆破テロ事件のタレコミ情報が入った。その事件で、夫・牧原圭吾(是近敦之)を亡くしていた元公安・祈里(青木)が反応し、事件の詳細を語り出す。千寿(反町)と利己(杉野)は、祈里と共にタレコミ情報に記載された秋葉原の電気街へ向かった。
捜査の休憩中、祈里の息子・文哉(川口和空)がいじめに遭い、半年以上学校に行っていないことが明らかに。父親がおらず息子にどう接していいのか分からないと嘆く祈里は、事件の犯人が捕まれば、文哉との関係も少しは変われるかもしれない…と希望を持っていた。
ある電気店の店主が、事件の犯人と思われる“プロフェッサー”に材料を送ったことが判明。すでにその情報をつかんでいた千寿は、“プロフェッサー”こと蓬田晴樹の指紋を採取するため、利己に宅配便の配達員を装わせる。証拠をねつ造するのは、科捜研に所属する千寿の元妻・井伏愁(観月)。11年前の爆破に使用された爆弾のスイッチ代わりのリモコンに、蓬田の指紋を付着させる。