鈴鹿央士と松本穂香がW主演を務める月9ドラマ「嘘解きレトリック」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)。11月18日に放送された第7話では、幽霊屋敷で女の幽霊を見たという貫二(黒羽麻璃央)の言葉にウソがないことが分かった鹿乃子(松本穂香)と左右馬(鈴鹿央士)が屋敷を探索する姿に、SNSでは視聴者から多くの投稿が上がった。(以下、ネタバレを含みます)
「嘘解きレトリック」とは
本作は、“やたら鋭い観察眼を持つ借金まみれの貧乏探偵”・祝左右馬(いわいそうま)と、“ウソを聞き分ける奇妙な能力者”・浦部鹿乃子(うらべかのこ)の異色コンビが「ウソ」と「マコト」の入り混じる難事件を解決していくレトロモダン路地裏探偵活劇。
借金まみれの貧乏探偵・祝左右馬を鈴鹿、左右馬の探偵助手で人のウソを聞き分ける能力を持つ女性・浦部鹿乃子を松本が演じる。また、九十九夜警察署の刑事・端崎馨に味方良介、藤島家令嬢・藤島千代役を片山友希、小料理屋「くら田」の主人・倉田達造に大倉孝二、小料理屋「くら田」の女将・倉田ヨシ江に磯山さやか、倉田家の息子・タロに渋谷そらじ、カフェー「ローズ」の女給・久我山小百合(リリー)に村川絵梨、鹿乃子の母・浦部フミに若村麻由美が扮(ふん)する。
左右馬と鹿乃子、幽霊屋敷の謎に迫る…
左右馬と鹿乃子がお食事処「くら田」で昼ご飯を食べていると、疲れた顔をした端崎がやって来る。端崎は三十三番街で発生した強盗殺人事件を担当しており、その捜査が難航しているという。
話を聞いていた達造が、「三十三番街の裏には“幽霊屋敷”があるのではないか」と発言。その屋敷では10年前に住んでいた足立画伯が妻を殺害して行方不明になっており、殺害された妻の幽霊が出るといううわさがあったのだ。
一方、病院ではリリーがカフェーの常連客・貫二におとといの夜に映画を見る約束をすっぽかした理由を問い詰めていた。その日貫二は映画館に向かう途中の“幽霊屋敷”で女の幽霊を見て、驚いた拍子に転んで骨折し、そのまま入院していたという。
映画館で貫二を待っていたリリーは、貫二と一夜を共にしたという女性(坂東希)に声をかけられことで浮気を疑い腹を立てていたのだ。その場にいた鹿乃子は貫二の言葉にうそがないことが分かり、左右馬と端崎と共に“幽霊屋敷”へ向かうのだった。