反町隆史と杉野遥亮がW主演するドラマ「オクラ～迷宮入り事件捜査～」(毎週火曜夜9:00-9:54、フジテレビ系／FOD、TVerにて配信)の第9話が12月3日に放送。観月ありさ演じる愁の衝撃的なラストや、明かされる生い立ちや千寿(反町)との結婚生活での悲痛な事実が反響を呼んでいる。(以下、ネタバレを含みます)
昭和刑事と令和刑事がバディーを組み“お蔵入り”寸前の未解決事件に挑む
本作は、ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(2019年、日本テレビ系)や「ジョーカー 許されざる捜査官」(2010年、フジテレビ系)などを手がけた脚本家・武藤将吾氏による完全オリジナルストーリー。反町と杉野が凸凹バディを組み、“お蔵入り”寸前の未解決事件に挑むヒューマンミステリーエンターテインメント。
反町が人情に厚く“捜査は足で稼ぐ”がモットーの昭和刑事・飛鷹千寿を、杉野がクールでタイパ重視の省エネな令和刑事・不破利己を、観月が千寿の元嫁で科捜研に所属する井伏愁を演じ、白石麻衣、前田旺志郎、有澤樟太郎、青木さやか、三浦リョウ太、橋本じゅん、宇梶剛士、平山祐介、中村俊介らが出演。主題歌はKroiの「Jewel」となっている。
観月ありさ“愁”、自分の犯した罪を反町隆史“千寿”に自白
10年前の警察官連続殺人事件の実行犯が愁(観月)だと確信した千寿は、倫子(白石)が犯人だとうそをつき愁に証拠ねつ造を依頼。倫子に罪を着せるはずがないとオクラで待っていた千寿は、ねつ造した証拠を持ち出そうとした愁と遭遇。盗撮映像に映っていた虎のタトゥーを見せ、愁に詰め寄るが最初は否認。しかし、今回のねつ造を頼まれたとき「ついにこの時がきた」と思ったと罪を認めた。
千寿による愁の取り調べが始まった。10年前に殉職した久常未来(渋谷謙人)と結城真一(平山)を爆破に巻き込んだ経緯を語る中、「HIDE & SEEK」はファイル名ではなく公安部にある極秘任務の実行部隊名であることが分かる。すると、愁目掛けて発砲が。間一髪のところで無事だった愁は、取り調べは一旦中止だという千寿に「あなたにはちゃんと知ってほしい」と、再び話を始める。
訓練所で爆弾のスペシャリストにさせられたと語る愁は、千寿が殉職した真一の体内に埋め込まれていたチップを取り出したことで、千寿に近づくように指示されたという。しかし千寿のことを本気で好きになり結婚。一緒に過ごす幸せを感じると同時に、自分が犯した罪を実感し苦しかったと話す。
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