二宮和也、カミキヒカル役について「もちろん色々な意見があるかもしれないですが…」
二宮の起用にあたり、本作の企画立ち上げの第一人者でありプロデューサーの東映・井元隆佑は、「実写【推しの子】、モノづくりの最後の仲間が二宮和也さんです。髪を染め上げ、カミキヒカルの『正しい嘘』を丁寧かつ大胆に演じて頂きました。彼のひとつひとつの芝居を、一生忘れないと思います」とコメントを発表。
かねてから原作ファンであったという二宮は、「もちろん色々な意見があるかもしれないですが、『カミキヒカルを誰がやるんだ』と気になっている【推しの子】のファンの皆様が、なるべくポジティブに見てみたいなと思えるようなことが出来たら、僕が呼ばれた意味もあるんじゃないかと。そうした思いで参加させていただきました」と、オファーに対する熱い心境を告白。「スタッフ・キャスト全員が【推しの子】という作品に敬意を持って参加しています。是非それぞれの楽しみ方で楽しんでいただければと思っています」と願いを込めた。
さらに、少年時代のカミキヒカル役には、是枝裕和監督作「怪物」(2023年)で映画初出演を果たし、14歳にして「第66回ブルーリボン賞」新人賞に輝いた黒川想矢が決定。黒川演じるカミキの憂いを帯びた繊細な表情は予告映像でも垣間見え、二宮との時代を超えたアンサンブルにも期待が高まる。
本ポスタービジュアルもアップデート、二宮和也演じるカミキヒカルの存在感が印象的
すでに解禁済みの本ポスタービジュアルもアップデート。二宮和也演じるカミキヒカルが存在感を放つ。併せて解禁となった映画「【推しの子】-The Final Act-」ファイナル予告では、二宮演じるカミキヒカルが遂にアクアの前に現れ、直接対峙する緊迫のシーンが映し出されている。険しい眼差しを向け復讐を語るアクアに対し、「それは僕への?」と静かに微笑み問いかけるカミキ。二人の想いは、アイを巡り激しく交錯していく。冒頭に浮かび上がる「15年の嘘」が示す意味、ラストでむせび泣くアクアの涙の理由も本編にて明かされる。