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高良健吾、“つかみにくい青年”を体現「素直に向き合いました」

2017/10/03 15:00

「俳優という仕事をしている時点で安定はないと思っています」と持論を展開
「俳優という仕事をしている時点で安定はないと思っています」と持論を展開撮影=下田直樹


――先ほど、もうすぐ30歳になるという話が出ましたけど、何かやってみたいことは?

これまでもやってきたことなんですけど、いろいろな国に行ってみたいです。まだまだ、知らないところがたくさんあるので。俳優の仕事に結びつけようというわけではなくて、ただ行きたい場所に足を運んで、見たい景色を自分の目で見るだけ。南アフリカとかに興味があります。

俳優としては、年齢を重ねてどんな役と出合えるのか。

最近は優しいタイプの役が増えてきましたけど、10代や20代前半の頃はジャンルがラブストーリーだったとしても、何かを抱えているような役が多く、少女漫画系のようなキラキラしたものとは縁がなかったですね(笑)。

正直しんどいなと思っていた時期もありましたけど、あれからいろいろな現場を経験して自分なりに成長してきたと思うんです。

だから、今の年齢であの頃苦しんだようなキャラクターを演じたらどうなるのか。また、違った表現ができるんじゃないかなと思ったりもします。

――映画が公開される頃は秋真っ盛りですけど、高良さんがオススメする“秋のエンタメ”は?

やっぱり映画と読書。映画だったら大体2時間、読書は自分の好きなタイミングで普段味わえないような時間が楽しめますよね。映画も本も好きなので、たくさん見たり読んだりしていますけど、最近のお薦めは東出(昌大)くんが映画「聖の青春」(2016年)で演じた羽生善治さんの本。

羽生さんご自身が書かれているんですが、将棋のことは分からなくても面白く読める一冊です。

何か一つのことを長く続けている方の言葉は、きっといいヒントになると思いますよ。

初音映莉子については「この作品に懸ける覚悟だったり、泰子に対する思いだったり、そういったものが出ていた」と絶賛
初音映莉子については「この作品に懸ける覚悟だったり、泰子に対する思いだったり、そういったものが出ていた」と絶賛(C)2012 角田光代/中央公論新社 (C)2017「月と雷」製作委員会

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

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映画「月と雷」
10月7日(土)よりテアトル新宿ほか全国公開
(C)2012 角田光代/中央公論新社 (C)2017「月と雷」製作委員会

画像一覧
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  • 高良健吾がヒロイン・泰子(初音映莉子)の幼なじみである青年・智を演じる
  • 【写真を見る】いろいろな表情が見られる高良健吾のグラビア!
  • 高良は自身の役を「つかみどころがないですよね」と表現
  • 初音映莉子については「この作品に懸ける覚悟だったり、泰子に対する思いだったり、そういったものが出ていた」と絶賛
  • ラブシーンについては「子供の頃のスキンシップの延長みたいな感じ」と明かした
  • 長ぜりふも「すぐに覚えられました」という
  • 「泰子と智は大人になりきれていなくて、どこか似たような寂しさを持った2人」という
  • 「俳優という仕事をしている時点で安定はないと思っています」と持論を展開

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