12月17日(火)より放送されるドラマイズム「レッドブルー」(毎週火曜深夜1:28-1:58ほか、TBSほか)の1話先行上映&トークイベントが12月13日、都内の劇場にて行われ、主演のFANTASTICS from EXILE TRIBE・木村慧人、共演のTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE・長谷川慎、ONE N' ONLY・山下永玖、DXTEEN・大久保波留、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE・武知海青、原因は自分にある。・大倉空人、DDTプロレスリング・須見和馬、佐野岳が登壇。出演が決まった際の気持ちや撮影の思い出などを語った。また、“MMA”にちなんだあいうえお作文を披露するコーナーと、腕相撲対決が行われた。
最強の格闘技“MMA”を題材にした青春スポーツドラマ
同作は、少年サンデー(小学館)にて連載中の、波切敦によるMMA(Mixed Martial Arts)漫画が原作の青春スポーツドラマ。MMAの世界に飛び込んだ史上最も根暗な主人公が、数々の試練を乗り越えながら、周囲を巻き込み成長していく姿を描く。
主演の木村を始めメインキャスト10人は、役作りのため撮影参加前から格闘技の練習に励んだ。また、メジャー団体「UFC」でトップ選手として活躍し、ミドル級ランキング最高3位まで上り詰めた岡見勇信も総合格闘技の監修として参加している。
「いっぱい傷だらけになりながらやった」
イベント冒頭、木村は、「自分なりに全力で挑んでいい作品にしたいなと思いました。アクション練習も本当にいっぱい傷だらけになりながらやったし、それが作品にもすごく出ていると思うので、ぜひ注目していただけたらうれしいです」とコメント。
大久保は「僕は総合格闘技を小さい頃からしていたので、すごく運命的だなと思いました。出演が決まったとマネジャーさんから連絡が来て、すごく幸せすぎて、食べ物が喉を通らないぐらいうれしくて、満腹感、幸福感に満たされました」と笑顔を見せた。
体作りについて、大倉は「体作りをするにあたって何が一番いいかと知人に聞いたら、足を鍛えればすぐに結果が出ると言われて。レッグプレスで足を鍛えてポスター撮影をしたんですけど、解禁のときにみんな並ぶじゃないですか。そしたら皆さん本当にアニメから出てきたような体をされていて。そのポスターは、ファイトパンツを履いているんですけど、僕、太ももをずっと鍛えていたので、肝心なところが何も見えてないんです(笑)」と失敗談を明かし、笑いを誘った。
山下は「(演じた)玉松はめちゃめちゃ筋肉マッチョで、 僕も元々鍛えてはいたんですけど、顔合わせのときに監督に見せたら、『もう一回り(大きく)いけるかな』と言われて、うわ、どうしよう…と。でもやらないといけないので、たくさん食べて、プロテインを飲んで、毎日トレーニングして。監督には理想どおりと言われたのでよかったです」と振り返った。
長谷川は「腹筋ムキムキな感じでポスターには載っていたんですけど、意外と劇中で(演じた)岩瀬くんがあまり脱がない(笑)。結構脱ぐかもと言われていて、その想定で頑張ったんですけど、隠しているという。なので、皆さん見るときは服の下はバキバキなんだなとイメージしながら、ぜひ楽しんでください」と呼び掛けた。
須見は「僕は(演じた)鉢屋の体重と身長とほとんど一緒だったので、ドラマが決まったから減量するとかはなく、お酒が好きなので、お酒を飲む回数を減らしたり、ちょっとヘルシーなものを食べたり、気持ち痩せているなという感じのものを食べていました(笑)」と明かした。
すると、ここで佐野が突然立ち上がり、「今年4月からボクシングジムに通っていたんですけど、この作品が終わった数日後にプロボクシングのテストを受けさせていただきまして、見事合格いたしました!」と発表。サプライズ発表となり、客席からは大きな拍手が送られた。
そして、「自分が決めた目標に向かってがむしゃらに進むことだったり、物事の取り組み方を本質的に見直す機会になって、めちゃくちゃいい経験になりました」と真剣な表情で語り、笑顔で祝福する木村らに「凶器だから、俺の拳。気を付けてね」とおどけてみせ、共に喜びを噛み締めていた。