鈴鹿央士と松本穂香がW主演を務める月9ドラマ「嘘解きレトリック」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)。12月16日に放送された最終回では、鹿乃子(松本穂香)が左右馬(鈴鹿央士)への思いに気付くシーンに、SNSでは「鹿乃子ちゃんかわいい!」「ついに自覚した」など視聴者から多くの投稿が上がり盛り上がった。(以下、ネタバレを含みます)
「嘘解きレトリック」とは
本作は、“やたら鋭い観察眼を持つ借金まみれの貧乏探偵”・祝左右馬(いわいそうま)と、“ウソを聞き分ける奇妙な能力者”・浦部鹿乃子(うらべかのこ)の異色コンビが「ウソ」と「マコト」の入り混じる難事件を解決していくレトロモダン路地裏探偵活劇。
借金まみれの貧乏探偵・祝左右馬を鈴鹿、左右馬の探偵助手で人のウソを聞き分ける能力を持つ女性・浦部鹿乃子を松本が演じる。また、九十九夜警察署の刑事・端崎馨に味方良介、藤島家令嬢・藤島千代役を片山友希、小料理屋「くら田」の主人・倉田達造に大倉孝二、小料理屋「くら田」の女将・倉田ヨシ江に磯山さやか、倉田家の息子・タロに渋谷そらじ、カフェー「ローズ」の女給・久我山小百合(リリー)に村川絵梨、鹿乃子の母・浦部フミに若村麻由美が扮(ふん)する。
事務所に現れた謎の美女、「泊めてほしい」と頼まれた左右馬は…
ある日、探偵事務所を美しい女性が訪れ、女性は左右馬たちに「祝探偵事務所の大家に会い、事務所に住んで良いと言われた」と話す。鹿乃子の耳には女性の言葉にウソは聞こえなかったが、左右馬は泊まる部屋がないと渋る。
ところが、女性から「彼女を泊めたらたまっている家賃をなしにする」と書かれた大家の手紙を受け取った左右馬は、女性を泊めることに決める。話がまとまると、女性は二人に青木麗子(加藤小夏)と名乗った。
左右馬たちが麗子を連れて「くら田」に行くと、鹿乃子は麗子が自身の境遇を話す言葉にウソを聞く。事務所に帰った左右馬は、麗子に早く出ていってもらうための作戦を画策。
左右馬は「青木麗子という名前、ウソですよね?」と麗子に突きつけた。彼女は否定せず「本当の私は誰にも秘密」と返し、自分自身のことをすべてウソで語る。
翌日、麗子がはめていた鈴蘭の刺繍が入った手袋をヒントに、新聞紙の人探しの欄から麗子の本当の名前が蘭子で、家出をしたのではないかと推理する左右馬と鹿乃子。二人は蘭子を探しているという人物に会いに行くのだった。