舞台、名作映画、ミュージカルにコンサートなど、多様なラインナップを誇るCS放送「衛星劇場」。2025年1月も「どっぷり七海ひろきDAY!」と題した七海ひろき特集や、内野聖陽のほぼ一人芝居こまつ座「芭蕉通夜舟」など話題作が目白押しとなっている。新年に相応しい注目すべきタイトルを、複数ピックアップして紹介していく。
どっぷり七海ひろきDAY!
1月26日(日)に放送される「どっぷり七海ひろきDAY!」は、元宝塚歌劇団星組・宙組の男役スターである七海ひろきの輝きを長く楽しむための特集。舞台・ミュージカル・声優・ミュージシャンと幅広く活動する七海による、珠玉の作品群を楽しめる。
26日の昼3時45分からは、「HIROKI NANAMI ZEPP LIVE TOUR“COLORS”」を放送。2022年に大阪・愛知・神奈川の3都市を回ったZEPPライブツアーで、自身の楽曲だけでなくカバー曲も含めた贅沢なラインナップを披露した。
同日夜5時45分からはテレビ初放送となる「HIROKI NANAMI One-man LIVE773“DAYLIGHT”」がオンエア。七海の2nd Album「DAYLIGHT」に収録された新曲を含めた全17曲を歌い上げた、3都市5公演ツアーファイナルの様子を放送する。ロック、ジャズ、ポップスなど多岐に渡るジャンルの楽曲を披露し、改めてそのポテンシャルの高さを見せつけた伝説のステージだ。
さらに同日夜7時30分からは、こちらもテレビ初放送となるミュージカル「七色いんこ」。巨匠“手塚治虫”が手掛けた不朽の名作「七色いんこ」は、代役専門の天才役者にして泥棒という二足の草鞋を履く「七色いんこ」が主人公の犯罪活劇だ。2024年9月29日に上演された大千穐楽公演をテレビ初放送する。
「進撃の巨人」-the Musical-や「BANANA FISH」The Stageで知られる畑雅文が脚本を、ミュージカル「テニスの王子様」4thシーズンや「ブルーピリオド」The Stageで脚本と演出を担当した三浦香が演出を、そして「最遊記歌劇伝」シリーズはじめ多数の作品で音楽を手掛けている浅井さやかが音楽を務める同舞台。さらに元宝塚歌劇団娘役スター・有沙瞳がヒロイン千里万里子を演じるとあって、キャスト・スタッフともに精鋭が顔をそろえた。
こまつ座「芭蕉通夜舟」
1983年に初演された、井上ひさし作の舞台「芭蕉通夜舟」。鵜山仁演出・内野聖陽出演で2024年に11年ぶりとなる上演を果たした同舞台を、1月11日(土)夜7時30分からTV初放送する。
同舞台は全三十六景、歌仙仕立てで作られた内野聖陽による“ほぼ”一人芝居が特徴。
【あらすじ】
1662年春。後の大詩人である松尾芭蕉も、今はまだ料理人として召し抱えられたばかりの詩人の卵である。4年後主君の急死により武士として生きる道を絶たれてしまうが、主君の師匠に見いだされて俳諧の修行を積むことになり、その才能を開花させる。
誰よりも早く出世を果たし、売れっ子になっていく芭蕉。しかし、周囲からもてはやされ、金銭的にも恵まれていく日々に、なぜか虚しさを覚える。「私のこの道は、この才能は、こんなことのためにあるのだろうか…」長い苦悶の末、芭蕉はついに自分の人生の意味を見つけ出す。
エンタメCSチャンネル「衛星劇場」
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