初日の撮影で永野が受けた1000本ノック
――撮影での難しいところ、この撮影ならではだなと思うところはありますか?
永野:一回目の撮影で洗礼があったんですよ。6本くらい撮影した最後に、第一回の動画の「割烹着を着たおばさん」役の写真を撮ったんですけど、1000テークくらい撮り直しましたね。冗談抜きで! 1000テークくらいずっと笑った表情をして、目が小さ過ぎるって言われたら広げて、「え…、俺毎回こんな目に遭うの?」って思いました。日が暮れていったんですから。
末松:ちょっと微妙な、半笑いの顔が欲しかったんです。現場で顔が決まらない決まらないってずっと言っていて…(笑)。
永野:1000本ノックでした。今思えば、末松さんの機嫌が悪かっただけなんじゃないかって思うんですよ。でもそこはプロ、黒澤明監督じゃないですけど、1000本撮っただけのものが出来上がるんだと思って出来を見たら、そうでもなかったんですよ(笑)。
末松:こういうものはやり過ぎると表情も固まっちゃうだろうとは思っていたんですけど、なぜか何回も撮っちゃいましたね(笑)。
――周りからの反響はいかがですか?
永野:古くから付き合いがあって、自分が売れる前から知っている放送作家さんと食事する機会があって、その時に「ずっとお前のネタ見てきて、『金ため英会話』のあの構文が一番面白かったよ」って言われて、「一般の人もお笑いの玄人も見ていて面白い、やっとああいうネタ作れるようになったんだな」って言われたんです。
ただ、あの構文は中山さんが考えているんですよ。でも「ありがとうございます!」って本当のことは言わずに終わらせましたね(笑)。業界の方に評判がいいのはうれしいですね。
――最後に、この企画での最終的な目標を教えてください。
末松:国際部としては、フジテレビの海外広報的な部分と、2020年のインバウンド対策があるので、その時にこういうことが役立っていればいいなと思っています。
永野:僕はまずはずっと長く続けたいです。フジテレビではエレベーター内のビジョンで流れているんですけど、「フジテレビのエレベーターと言えば『金ため英会話』」になりたい!あとはこのスタッフさんの軽い感じのノリって、「俺たちが知ってるフジテレビ」って感じなんですよ。だからもっと世間でも話題になってほしいですね!
それに僕は今まで海外ロケの経験が全然ないんです!だからこの企画で海外がロケしたいですね!
そして、最終的には芸人として海外進出したいです。進出したら戻ってきたくないです。支えてきた人を踏み台にして、日本に二度と帰ってこない“恩知らずな海外進出”がしたいです(笑)。
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