「皆さんからの『頑張れ!』という気持ちで頑張れる」 須賀健太×木村了 劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season月“兵庫”対談!
2人が語る舞台の魅力
――非常に期待の高まる『髑髏城の七人』ですが、そんなおふたりが思う“舞台の魅力”というと何でしょうか。
木村「根本は最初から最後までその人を追って見られるということが舞台の良さだと思うんですね。その役がずっと出てくるからずっと追えるし、気持ちを切らずに綴っていけるんですけど、映像だとシーンが飛んだりして途切れる瞬間もあって。舞台はずっと繋げて見られて、しかも熱量や呼吸感がそのまま伝わってくるので、体感できるものであることが舞台と映像の違いなのではないかなと思います。あとは、生のやりとり。日に日に違うんですよね。コンディションでも違ってきますし。そういうところが、面白いと思います」
須賀「見に来てくださるお客様も作品作りに関わる重要なピースなのかなと思っていて。最後のピースというか、お客様がいるからこそ成り立つというか。公演期間においてもそうですし、お客様も毎日違う方が来ていて、それだけでも毎日違う空気感になるところも、それこそひとつ参加していただけている感覚はほかにはない場だと思います。それとフィルターを挟んでいないので、そこが一番の魅力ではないかと思います」
――それでは最後に作品への意気込みと読者へのメッセージをお願いします。
木村「上弦、下弦に関わらず一体となってこの『髑髏城の七人』の128回公演やらせていただきます。64回ずつに分けて。本当にお客様に見に来ていただいて楽しんでもらうことを前提に作るんですけど、お客様には怪我がないように祈っていてほしいなと。皆さんの『頑張れ!』という気持ちで頑張れるもんね」
須賀「それは確かです」
木村「なので、ぜひ見に来ていただいて、そして祈っていていただきたいと思います」
須賀「一番、このシリーズの中で若いキャストでお届けするので、熱量勝負で全力で汗をかいていきますので、ぜひ遊びに来ていただけたらなと思います」
えびさわなち
すが・けんた=1994年10月19日生まれ、東京都出身。A型。1998年に子役としてデビュー以降、ドラマ、映画、舞台等幅広く活躍。現在、ファースト写真集「SUGA。-素顔-」が発売中。2018年には主演映画「ちょっとまて野球部!」の公開(1/27土曜)が控える。
きむら・りょう=1988年9月23日生まれ、東京都出身。A型。2002年「第15回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」審査員特別賞を受賞し芸能界入り。学蘭歌劇「帝一の國」シリーズ(‘14年~)赤場帝一役など個性的な役をこなし強烈な印象を残す。
■ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』 Season月 Produced by TBS
11月23日(木・祝)~2月21日(水)
IHIステージアラウンド東京(豊洲)
作=中島かずき 演出=いのうえひでのり
1990年に初演が行われて以降、7年ごとにブラッシュアップ、趣向を変えて再演される劇団☆新感線の代表作。IHIステージアラウンド東京で3月から上演している“花・鳥・風”を経て、“Season月”では、福士蒼汰主演の“上弦の月”、宮野真守主演の“下弦の月”のWチーム制を導入。20代を中心とした役者を揃え、エネルギッシュな舞台を見せる。
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