「不思議の国アリス」は劣化しない話
――文子というキャラクターの印象は?
やる前に、監督ともお話しして、バッグボーンのことも監督からお話伺って、直接描かれていないけど、何年代に生まれて、こういう風に育って、顔はちょっと凛々しいけれども、優しいおばあちゃんであるとか。「ここはどうかな」と思うところは解消できてスタートできました。
――印象に残ったセリフやシーンは?
「人の言葉に流されたり、誰かの言うことを聞いてばかりだと息苦しくなる」というセリフが万人に刺さる言葉じゃないかと思いました。孫のりせにはとにかく「自分の“好き”を大事にしろ」って言っているところが1番印象深いと思います。ただ、幼い子にそれがどれだけわかってもらえるかは別問題だとして、将来、心に残っていて、ふと思い出していただければ。押し付けがましく、生き方を教えたわけではなくて、しっかりそのことがいつかわかってもらえたらいいかなという気持ちで、演じたつもりです。
――「不思議の国アリス」の印象は?
いろんな出会いによって、成長できるというか。やっぱりりせも出会いによって、少しずつ成長していくというか発見があったりとか。本当に退化しない話だなと思いますよね。今でも、いつまでも、この先もずっと劣化しない話だなと改めて思いました。
アニメーション声優の醍醐味とは?
――声優を務める際に気をつけていることは?
あまりないんですよね(笑)。ただ、ドラマや舞台で何か演じたりするのと違って、本来の自分じゃない何かになれるということがアニメーションの声優さんの醍醐味だと思うんですよね。自分の服装が変わらなくても、絵に合わせていけると言うのがおもしろい仕事だなと思っているので、瞬間でそこにスイッチしていくと言うのが私の思いです。特に改めて何かはしていないんですけど。
――皆さまへメッセージ
とにかく不思議な世界観の話ですけども、今いろんなことに悩んでいる状態はみなさん同じだと思うんです。いろんなものに出会って成長していく様が、この家庭がすごくおもしろく描かれているので、ぜひともたくさんの方に、小さい方も大人の方もいろんな意味で見ていただけたらおもしろいなと思います。特に私は“青虫”が大好きで蝶々に変化していく、あのキャラクターが大好きなんですけど、たくさんのおもしろいキャラクターが出てくるので、どうぞたくさんの方に見ていただきたいと思います。ご期待ください!
8月29日(金)劇場公開
出演:原菜乃華 マイカ ピュ
山本耕史 八嶋智人 小杉竜一(ブラックマヨネーズ)
山口勝平 森川智之 山本高広
木村昴 村瀬歩 小野友樹 花江夏樹 / 松岡茉優
間宮祥太朗 戸田恵子
原作:「不思議の国のアリス」(ルイス・キャロル)
主題歌:SEKAI NO OWARI 「図鑑」(ユニバーサル ミュージック)
監督:篠原俊哉
脚本:柿原優子
キャラクター原案:髙田友美・鈴木純・木野花ヒランコ
キャラクターデザイン:川面恒介・藤嶋未央
作画監督:関口可奈味・川面恒介
コンセプトデザイン:新井清志
美術監督:秋山健太郎
撮影監督:並木智
色彩設計:田中美穂
3D監督:鈴木晴輝
編集:髙橋歩
音響監督:山田陽
音響効果:山谷尚人
音響制作:サウンドチーム・ドンファン
音楽:コトリンゴ
配給:松竹
製作幹事:松竹・TBSテレビ
アニメーション制作:P.A.WORKS
製作:「不思議の国でアリスと」製作委員会
公式サイト:https://sh-anime.shochiku.co.jp/alice-movie/
公式X:@alice_movie2025
公式Instagram:@alice_movie2025
(C)「不思議の国でアリスと」製作委員会




































