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石原夏織「観た人の心に残るような作品」 篠原監督&堀川憲司と記念イベントに登壇<不思議の国でアリスと>

2025/08/20 17:28

「不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-」より
「不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-」より(C)「不思議の国でアリスと」製作委員会


篠原監督「(映画もTVアニメも)どちらもヘビーです(笑)」


イベント内では、「不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-」の冒頭15分を特別上映。その後、主人公である安曇野りせの友人・うらら役として石原が出演することに加え、彩乃役を市ノ瀬加那、伶奈役を石見舞菜香が務めることも発表された。石原は「お話しいただいた時、出ないわけがないので、スケジュールもすぐ調べて、何がなんでも参加するくらいにうれしい気持ちでいっぱいでした」と充実の表情で振り返った。

篠原監督はTVシリーズと劇場版の違いについて「面白い作品を作りたい思いは変わりませんが、映画に関しては1カットにかける密度がより高くなるしんどさがある一方で、TVアニメについてはとにかく制作スケジュールがタイトで、そこの負荷は大きい。結局どちらもヘビーです(笑)」と語りつつ、「映画はやりたいこと全てを入れ込めないので、取捨選択が必要な反面、TVアニメはすべきことがどんどん手から溢れていく感覚なので、最後に何を残すのかが大切になると思います」と話した。

堀川憲司「こだわった点でいうと、背景美術」


さらに、これまでの制作との違いや工夫した点について、堀川は「作り手としては、いつも同じようなものにはしたくないんです。本作で新たにこだわった点でいうと、背景美術だと思っていて、通常の世界とワンダーランドを全く違うテイストにしたかったので、そこの部分での表現は挑戦した部分になります」とこだわりを語った。

最後に、ファンに向けて石原は「アリスの世界観はもちろんのこと、主人公・りせの悩みや葛藤など、観てくださる方が共感し理解してくれる瞬間がたくさんあると思います。りせが前に進んでいく物語は皆さんの力にもなっていくはずですし、ぜひ劇場でご鑑賞いただきたいです!」とコメント。

堀川は「本日はありがとうございました。25周年を迎えた中、篠原監督らしいアリスの作品であるとともに、P.A.WORKSらしい作品になっているはずなので、ぜひ劇場でお確かめください」と語り、篠原監督は「観ている人も映画に参加しているように感じられる作品作りを心がけてきましたので、あまり情報を入れずに体感でご鑑賞いただけるとうれしいです」と締め、イベントの幕は閉じた。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

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不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-(1) (角川コミックス・エース)
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えの (著), あやめ ゴン太 (著), studio HEADLINE (著), 「不思議の国でアリスと」製作委員会 (原著)
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画像一覧 4

  • 「不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-」の記念イベントが行われた
  • 【写真】記念イベントに篠原監督、堀川憲司、石原夏織が登壇
  • 石原夏織
  • 「不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-」より

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