決勝はチーム対決! "あきばっか~の vol.14"を制したのはパブリックエネミー
A-POPシーンのパイオニア的存在であるRAB(リアルアキバボーイズ)の涼宮あつきが主催するA-POP(アニソンダンス)の2on2ダンスバトルイベント"あきばっか~の vol.14"が、12月9日(土)にPREMIERE HALで開催された。
本イベントはストリートのダンスバトルと違い、楽曲は全てアニソンやボカロなどのA-POPを使用。参加者はストリートダンス、踊ってみた、ヲタ芸、コスプレ、ネタ系など、A-POPカルチャーに属する全てのダンサーが挑戦できるバトルイベントになっている。
その盛り上がりは、もはやストリートダンスのバトルイベントを凌駕する熱量で、確実にA-POPカルチャーに市民権を与えるまでに。この日もA-POP界のヒーローになるために、全国からA-POPダンサーたちが集結した。
毎回、激しさを更新する本イベントは、主催の涼宮あつきも「今日のあきばっか〜のは何かがおかしかった。来た人なら絶対に分かるはず。本当に凄すぎた」と振りかえるぐらい、神バトルが連発。
延長戦が多数発生するなか、決勝戦に進んだのはパブリックエネミー(しんぺー、のびた)と公共7thエネミーズ(かじゅ、M'arc)の二組。なんと、同じチーム同士のバトルという意外なカードに。
相手を知り尽くした状態でのバトルであったが、しんぺーとのび太の攻撃的かつ情熱的なムーブで、チーム対決を制した。
優勝したパブリックエネミーのしんぺーは「このイベントに向けて一番準備してる自信あります! だから、報われて嬉しい。決勝セブエネはできすぎだったなぁ。面目保ててよかった。てか当たった人みんな大好きな人らでハッピー! 最高に楽しかったです!」とSNSでイベントへのリスペクトと全バトラーへの感謝をコメントした。
バトラー、オーディエンス、MC、DJ、全員一緒になって叫び、盛り上がる「あきばっか〜の」。
ストリートダンサーを含むジャッジ陣も、最高のイベントと総評を残していた。A-POP界だけでなく、ダンス界全体に認められる熱量は本物だ。
次回の「あきばっか〜の vol.15」は、4月14日(土)に開催決定。熱いダンスバトルを見たい方は、ぜひ現場でその空気感を体感してほしい。
(取材・文●のざたつ)
パブリックエネミー公式Twitter:https://twitter.com/publicenemy_a2