＜吉田類の酒場放浪記＞2026年は元旦から沖縄各地で乾杯 尾野真千子が女将を務める今帰仁村の酒場も訪問
毎週月曜、BS-TBSにて放送中の「吉田類の酒場放浪記」(夜9:00-10:00)。これまで年末年始に特番を放送し続けてきたが、2026年は「吉田類の酒場放浪記 元日２時間スペシャル(仮)」(1月1日[木]夜7:00-8:54)と題し、元日から2時間のスペシャル版を放送することが決定した。
酒×紀行番組のパイオニアとして愛され続ける局の看板番組
イラストレーターであり“酒場詩人”の吉田類が、東京の下町を中心にほっとする酒場を飲みめぐる異色の紀行番組「吉田類の酒場放浪記」。2003年9月に情報番組の1コーナーとしてスタート後、2008年4月に満を持して単独番組として独立。以降各地の酒場を巡ってきた。
2019年大みそかの「年またぎ酒場放浪記」では岩手の酒場を訪れ、ついに47都道府県の酒場を完全制覇するという偉業を達成。2021年2月には“放浪1000回”を突破し、今やBS-TBSの看板番組としての地位を確立している。
また、2012年4月には妹分的番組「おんな酒場放浪記」(毎週金曜夜11:00-0:00)がスタート。“お酒大好き女子”ならではのアプローチで酒場の楽しみ方を発信し、そちらも熱く支持されている。
6年ぶりに姿を見せた首里城の正殿に吉田類が感激
2025年に続いての元日スペシャルとなる今回、吉田が訪れるのは南国・沖縄。2024年、泡盛を含む日本の伝統的酒造りがユネスコの無形文化遺産に登録されたことを受けて、吉田の「沖縄の酒場で泡盛を飲んで盛り上げよう！」という思いからこの地が舞台となった。
旅のスタートは、沖縄の玄関口である那覇。太鼓を打ち鳴らしながら勇壮かつ華やかに踊る沖縄の伝統芸能「エイサー」に迎えられ、吉田の沖縄を飲みめぐる旅が幕を開ける。
まずは世界遺産の首里城へ。2019年の火災で焼失し、再建工事が進められている首里城の正殿は、最近外部再建工事が終了し、外観が約6年ぶりに見れるようになった。“新たな首里城”の姿を目の当たりにした吉田は、感無量の面持ちに。
沖縄で女将として奮闘する尾野真千子の本音に酒の力で迫る
続いて、旅の目的でもある沖縄の酒づくりに触れるべく、1887年創業の泡盛酒蔵「瑞泉酒造」へ。かつての琉球王国では、酒づくりは王府の厳格な管理下に置かれ、首里城近くの赤田、崎山、鳥堀の首里三箇だけに「焼酎職」という職人を住まわせ、直接監督下で泡盛を作らせていたのだそう。
そんな歴史の流れを汲む瑞泉酒造では、泡盛の製造工程を見学する他、酒蔵の“秘蔵酒”も登場。さらに、2025年に上場し話題となった「オリオンビール」の工場も訪れ、出来立てのビールを堪能する。
そして沖縄本島北部に位置する今帰仁村(なきじんそん)では、俳優・尾野真千子が女将を務める「昭和居酒屋 北山食堂」へ。現在は俳優業を続けながら、沖縄と東京を行き来する二拠点生活を送っている尾野の、女将としての働きぶりを初公開する。
多忙ながらも充実した日々を過ごしているという尾野。吉田との対談では、沖縄に移住した背景や、移住後に感じた本音、島での暮らしなどについて、吉田がじっくりと迫っていく。
那覇をスタートし、沖縄市、名護市、今帰仁村と沖縄の美酒＆島料理を求めて縦断する酒の旅は何とも魅力的。おとそ感覚で一緒にお酒を楽しみながら見るのもまた一興だ。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
2026年1月1日(木)夜7:00-8:54
BS-TBSにて放送
https://bs.tbs.co.jp/sakaba/
▼「吉田類の酒場放浪記」をTVerで見る
